今となっては記録もなく,もしあっても乏しい。
記憶だけの中に残っているツーリングの事を,いつか忘れてしまう時の為に備えて記しておこうという,ただそれだけの,私的な要素の強い記録。
なにかのきっかけで思い出したときなどに,新旧順不同で気まぐれに記録し,随時更新。
No.2 初ロング,十谷温泉
某Fと。初のロング。1990年のGWだったと記憶。
目的地はこの辺。確か某Fの親戚がこの近辺にあって,そのツテでこの辺の河原に寝床を構えたんだったかな。そのお宅にも上がらせて頂いたり,ずいぶん世話になった気がする。
十谷温泉は混浴の露天で,他に客はなかったと思うけど,「ガマの洞窟風呂」といったような風情の(正確な呼び名は失念),天然窟を利用したお風呂もあって,確か,それが名物だった。縁起の良い形(要は男根)の湧水口が風呂の中にあって,そこからお湯が流れ出ていたように思う。
そんな,ちょっと変わったところばかり覚えてるけど,復路の様子など,その他のことはあまり覚えてないな。
- 河口湖経由だったけど,河口湖でカブがパンクした。「タイヤ・パンドゥー」という商品名のパンク修理材を充填したけどあまり役に立たず,結局その近くの自転車屋で修理をしてもらったんだと思う。パンク修理材(スプレータイプ)はアテにならないという事を知った。
- 青木ヶ原の近辺で,白バイに後ろに着かれ,ウブな少年達はただそれだけなのに,ビクビクして走った。
- 国道52号線は全開で走る必要があった。
- テント・サイトは河原。橋の下を利用したのだったかも知れない。あまり人目は気にしなかった。幕営はそつなくこなした様な。某Fはボーイスカウトだかカブスカウトの出身だったせいもあったのかな。
- 夜は少し冷えた。
- 富士山がでかくみえた。
備忘ツーリング録より転載