2022年8月14日日曜日

20220814甲府から奥多摩

 台風一過の日曜日、甲府に朝風呂を浴びに。

 だいたいログ


前日土曜日は台風到来で一日家に籠っていた。
少し雨が残りそうな感じだったけど、せっかくなので行きましょう、そうしましょう。

午前3時過ぎに起床。
ガス入れて、出発でごんす。

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R134>西湘BP

ガス入れたのに燃料計がEを指したまま。
昨日整備した時に燃料計線の接続不良があったのだろう。西湘BP乗る前に路傍の空き地で点検。やはりコネクタの接続不良だった。(コネクタへのギボシの取り付け不良。)

新たに導入した中古デジカメでファーストショットを収める。
しかし、なんともはや。ひどい写りだな。

西湘BPから箱根新道方面、入生田の辺り。(だとおもう)


西湘BP>箱根IC>R1

ヘルメットのシールドが飛潮でひどく汚れたので函嶺洞門の駐車場にあるトイレに寄る。
0509

お盆ウィークだけど、この時間ならR1の交通量は、深夜ほどではないけど少なくて良い。
しかしリネン屋さんの4トン車を先頭にした車列に捕まる。(仙石原までこのままペース悪かった。)


R1>R138
 御殿場に降りてきた。
 富士山も半分ぐらい姿が見えるし、雨は大丈夫かな。(とこの時は思った)



R138>(山中湖)>K717>(忍野)>(富士吉田)>R137

 篭坂峠手前から土砂降り。峠を越えてからは小降りになったものの、シトシト雨が続く。
 日帰り日程なので雨具など持ってきてるはずもなく、濡れた冷感インナーにメッシュジャケットを通り抜ける風が涼しさを通り越して少々肌寒い。

 河口湖方面へはこの時間ならそのまま国道でも悪くないけど、なんとなく忍野経由のいつもの県道で。



 富士山には大きな綿帽子。
0616


 河口湖からK36芦川経由のR358で甲府入りすることも考えたけど、ずっと雨だし、降ってなくても路面は完全ウェットなので、河口湖からそのままダラダラとイージーなR137で甲府盆地へ降りる。

 すこし腹が減ったので、軒先に雨がしのげるベンチのあるのが見えたコンビニでサンドウィッチを齧る。
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 篭坂峠からずっと雨に降られ続けたけど、40~80キロぐらいで流れてるので、下半身の被害(濡れ)はこんなもん。まぁ乾いちゃ濡れ、の繰り返しだけど。
 パンツや靴への浸水は全くなし。


R137>R20>白い道>R358>(甲府駅前)>チト迷う>白い道

 久しぶりに来れた。
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 一言で言うと銭湯です。温泉だけど。

 先客である近所の好爺(刺青が見事)に挨拶して入湯。
 季節外れの体の冷えだったので温かい湯が格別気持ちよかった。

 んで、湯上りに冷たいコーラ飲むんだから贅沢極まりない。


 新游亀温泉>白い道>K22>R20>(向町二交差点)>R140(BP)>鎮目ランプ>広域農道(フルーツライン)

 そのままR140で秩父に抜けるか、塩山から柳様峠を経て奥多摩方面へ向かうか迷う。



フルーツライン>K31>(八幡橋西詰でR140を横断)>K303>K216

 フルーツ公園でトイレとヘルメットシールドの掃除。
 日中だし景色と地形から現在地が良く分かるので、適当フィーリングのルートで大菩薩ライン(R411)を目指す。


K216>(甲州市役所)
 市役所横になんだか古くて立派な民家が。
 しかし残念、コンクリ固めになっちゃってるね。



(甲州市役所)>K201>R411

 ハーフウェットの大菩薩ラインを東進。
 柳沢峠西側は道路改修が進んで大変な快走路になったけど、隧道内のコンクリ舗装は低μだし高架の橋桁接手は未舗装なのでズルっと滑る。今日のようなコンディションではサラッと走って御仕舞。それで良い。

 血栓も生じることなく快適に進んでいたので「このまま奥多摩まで」と思ってたんだけど、ありゃ、通行止め。(丹波山)

 これも何かの縁。
 ということで近くの道の駅たばやまで小休止。


 水分補給。
 さて、どうしようか。



道の駅たばやま>R411(戻る)>K18

 K18で上野原に出て帰っちゃおうか、それとも大月に出てお盆混雑の道志道でも見物しようかとも思ったけど、せっかくここまで来たのだし、バイクも(今のところ)調子良い。ということで久々に奥多摩周遊通ってみようと思う。
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K18>(小菅村)>R139>(三頭橋)>K206(奥多摩周遊道路)

 都民の森P。すごく久々に来た
 なんだか変に緊張するな。
 小綺麗な女の子が乗り付けてきたピカピカのGB350を眺めたりした。




K206(奥多摩周遊道路)>K33>(上野原)>R20>上野原IC>中央高速(上り)

 上野原IC前の交差点、直進レーンで赤信号待ち停車。
 ふと考える。

 R20に出て宮ケ瀬湖経由と考えてたけど、K206で標高を下げるにつれどんどん気温が高くなってきて、暑さをいなすのもなんだか面倒に思えてきた。海老名でラーメンが食べたいと望んだこともあって、左折レーンにヨチヨチと移り(白線ね一応)、左折してインターに侵入。



 中央高速>八王子JCT>圏央道(内回り)

 厚木Pで水分補給。(この先ちょっと渋滞との情報。)
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圏央道>海老名IC>白い道>K46

 しかし、お目当てだった大のお気に入りの店は休業中だった。
 残念。
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 決して忘れねぇぜ!



 K46>(寒川町)

 脳内が完全にラーメンモードなので寅そば寒川店へ。
 ここ、早くて安くて美味い。ラーメンなんて380円なのよ、奥様!

 良いお店なのに、地元以外では意外と知られてないかも。
 隠れた名店です(全然隠れてないけど)。

 完食して塩分チャージ完了。


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(醤油寅そば+チャーシュー)


K46>R134

 ということで帰宅でごんす。
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 着ていたもの全部を脱ぎ捨てて洗濯。
 ついでにヘルメット内装とグローブも丸洗い。
 ホントに暑いし、お盆は道が混んだりサンデードライバー(自分もそうだけどね)が溢れかえって異常事態だったりするけど、そんなちょっといつもと違う雰囲気であるこの時期を自分は割と好きなんだなと再認識。(暑いのはキツいけど。)


走行:320km
平均速度:32km/h





2022年8月5日金曜日

山陰の方(第4日目)20220503

20220430-0505

西へ行くか東へ行くか、どっちも行きたかったけど今回は西へ。
その第4日目(2022.5.3)

奥出雲~島根半島~三瓶山~安芸高田市



 早くから動き出すつもりで3時に目覚めたが、こりゃ寒い。
 寒すぎる。

 テントに籠ってればどうということもないけど、この気温(0~3度ぐらい)の中、出発する気にはとてもなれず、夜明けを待つことにして再び入眠。

 キャンドルランタンで少し暖房。(酸欠の心配はありません。)

 そんなわけで5時ごろ起床し、悴む手を温めながら撤収。

 0619、出発でごんす。





 夜明け前に出発して出雲大社から日本海側を西進しようという計画を持ってたんだけど、寒さにくじけて日が昇ってからの出発としたので、西進は断念して島根半島を巡ることにする。


山佐ダムキャンプ場>K45>(安来市)>R432>K53>(東松江)>K260>K338>R431>K2>美穂関灯台

 まずは半島の東端、美穂関の灯台へ。
 遠目にも美しい灯台。
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 思わず「うわ~、スゲェ良い。。。。」とため息が漏れる。

半島突端を感じさせる立地と眺望だった。


 重文の美穂関灯台(左)と美保関地ノ御前島照射灯(右)



目の前の悲しい歴史のある海に合掌。


 よく整備されていて、観賞用のような美しい灯台。(現役です。)
 しかし開門時間前で敷地内に入れない(涙)。非常に残念。

 日本最古の灯台。なぜか、姿形がなんとも美しい。
 しかし自分の好みに照らすと「レンズの小ささで損をしてる美人」だな。
 レンズの大きい灯台が好き。(光強は49万カンデラと全然小さくない)

しかも何が悲しいって、灯台カード取得用のQRコードがどこにもないではないか!!
それに敷地開場前の時間なので灯台の銘板を間近で見ることもできないという寂しさ。
折角の美人(美灯)なのに~!
(世界の灯台100選の一灯台である。)

しょうがないので看板を写真に収めて心を鎮静する。


 昨日まで姿を拝めなかった大山が、海越しに全容を現していた。
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美穂関灯台>K2(戻る)>(七類港フェリーのりば(隠岐汽船))>K37(西進)

 ここまで来ておいて水木しげるロードを訪れなかったのは不覚だったな。
 でもまぁ、そういう風向きだったんだろう。

 K37沿いの惣津展望台で小休止と朝食。

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 本日のスペシャリテ!(毎度おなじみシーフードヌードル)


惣津展望台>K37>島根原発

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 原発敷地境界にある監視カメラに見守られながら記念写真。
 原子炉建屋かなと思ってフレームに収めたけど、後で調べたら写真の建屋は消防施設等らしい。
 宿題ができてしまった。


島根原発>K37>K266>宍道湖北部広域農道>K275>R431>(出雲大社)>K29>出雲日御碕灯台

 K37からそのまま西にK23を繋ぎたかったんだけど、どうやら災害通行止めになっているらしいとの情報があったので、泣く泣く南下して西進。


 さて、東端の灯台を訪れた後に西端の灯台を訪れる歓び。
 しかもこちらも屈指の美灯ときたもんだ!

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 出雲大社はスルーして正解だったな。(行きたかったんだけど、混んでて諦めた。)


 記念地鶏。(ボール)



 柱状節理があちこちで見られた。(後で知ったけどこの辺はそうらしい。)


 落ちたらヤバイ崖もフェンスなしで楽しめる。
 こうでなくちゃ。(子連れはマジで危険なので近寄っちゃダメ。)


 しかしアンタ、ノッポだなー!


 門構えも素晴らしい。
 海上保安庁も鼻高々、ここは自慢の灯台なのでしょう。


 石造りの灯台としては地上高さ日本一とのこと。ノッポなわけだ。

 展示室は無料。(内容はちょっと残念。)


スタンプ帳は危険なので買いません。

 灯台って良いよねぇ、ほんと。

 こちらでは無事カードもゲット。
(現地でQRコード読み込んで、オンラインで入手します。)

 さて、折角なので拝観料収めて灯台内部~地上約40mの展望キャットウォークまで登ります。登らなければなりません。当たり前です。
内部は土足禁止で、下駄箱に靴を収めてから鉄製のらせん状階段を上っていくんだけど、これがとても急で、女性がスカート履いて登ってると目のやり場に困る感じ。
 地上近くの一部の壁面に穴が開けてあって、内部の煉瓦と外壁の積み石の二重構造が見れた。

 途中にあった資材庫。

 グリーススプレーはHOZAN製。


 電球、かっこよすぎ。
 菅の上部の金属蒸着具合から、使用済み電球なのでしょう。

 そしていよいよ灯火部に到着。

 カッコ良すぎ。。。。

 こんな間近で世界100灯台の光源と1等レンズが拝めるなんて。
 たまらん。オシッコちびりそう。

 水銀槽の真下に入ることができるんだぜ!!

 ラック/ピニオンに指を挟まれることもできる。(挟まないけど。)

 来て良かったよ。

 キャットウォークに出る。
 すごく高い。
 フェンスが華奢だし、こんなところで靴を履いてない違和感もあって、お尻がモゾモゾする。


 しかし良い。
 スゲー良い。(語彙)


 点灯してるところをここから見てみたい。(ダメです。たぶん目がつぶれる。)


 わずか半日の間に世界灯台100選灯台の国内5灯台のうち2灯台をじっくり見れるなんて。島根半島巡りしてよかったなぁ。出雲大社は前を通り過ぎただけだけど、自分的にはこれはかなり濃密である。
(出雲大社に行きたくないわけじゃない。なのでこれは宿題。)

 興奮状態が顔や立ち振る舞いに出て不審過ぎないか、自撮りしてチェック。(不審)


 敷地内マンホールの意匠にすら感動してしまう始末。

 しばしボーっと見とれる。



出雲日御碕灯台>K39

 さて、腹も減ったので出雲日御碕灯台を後にする。
 途中、湾の向こうにこれから向かおうと思っている三瓶山が見えたので記念写真。

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 出雲日御碕灯台には1時間以上滞在してたんだな。

 スカイラインも停まってた。カッコいいので勝手に撮る。

K39>R431(南下)>くにびき海岸道路>道の駅キララ多伎

 昼飯を食いそびれているので道の駅に寄ってみたけど大行列。しかも高価格帯。
 それほど空腹でもないので、すぐに出発した。
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道の駅キララ多伎>JR小田駅>K280>K56・280供用区間>K56>さんべ縄文の森ミュージアム(三瓶小豆原埋没林公園)

 K280は入り込んでしまったことを後悔するレベルの酷道だった。苔むした県道でスッ転びでもしたらそこで旅が終わってしまう。
 「あ、道路中央にコケが生えてますね。ここは十分手前で減速して、高いギアでゆっくり加速しながら高輪荷重で抜けましょう。はい、こんな感じ!んで、ここは、ハイッ、クルッと小回りでOKね!右側通っちゃってもいいかもしれませんね。」とかブツブツと"ひとりモトブロガーごっこ"をしながら、気を抜かず、かつ気が滅入らない様に進行。

 まぁ結果としてなんともなく抜けたから良かったけど、知らない土地での道路選択は難しい。(ツーマに騙されたとは言うまい。)


 さて、道端の看板でミュージアムを見つけて、三瓶山が火山だということは何かで見て知っていたけど立ち寄ってみる。
(思えば自分は「ジオ」に飢えていたんだろう。)

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 古代の巨木が目の前に現れた!

 写真ではスケール感が乏しいけど、まさに巨木。見たことのない、想像を超える大きさの木だった。
 ちょっと時間がなくて駆け足になっちゃったけど、太古の森ってどんなだったんだろうと想像が膨らむひと時でした。



さんべ縄文の森ミュージアム(三瓶小豆原埋没林公園)>K56>三瓶ダム>K30>三瓶山高原道路(時計回り)

 三瓶山のキャンプ場に行こうかと迷いつつ、なんとなく気が向かなくてUターン。
 三瓶山、なんとなく気になるところだったので来れてよかった。
 記念に写真を。
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三瓶山高原道路(半時計回り)>K30>三瓶山西の原

 休憩。
 近くで農家をしてるというZRXを乗り付けてきた男性としばしお喋り。


 地図を見て、これから進む方向と寝床を検討。中国道付近を東進するようなエリアを中心にルーティングとキャンプ場探しをしてみる。しかし今一つキャンプ場に乏しく(というかツーマの性能限界か?)、これがなかなか難しい検討になってしまった。
 結局、はちのすで見つけた無料キャンプ場に狙いを定め、そこがだめでも近くにライハがありそうな感じだったので、向かってみる。
 (距離はざっくりここから80キロぐらいと踏む。日暮れまで時間がなくなってきたのが気になる。)



三瓶山西の原>K30>K40>R54>ローソン・ポプラ 飯南赤名店

1623
 54号は快適だった。
 お昼抜きだったので、さすがに少し腹が減った。

 ということでクレープでオヤツ。


ローソン・ポプラ 飯南赤名店>R54>(三次市)>R54>白い道>(JR甲立駅)>K52>白い道>大土山憩の森

1753 ここキャン
 やばい!!日が暮れる。

 良好なサイトにテントを張って、急いで町へ買い出しに。
 大土山憩の森へのアクセス路は、南北ともに路面状況が良くなく、「こりゃぁ日が暮れたらマジで大変だ!」という感じでなんとも慌ただしい。

 幸い町にはAコープがあって、食料調達に成功。
 県道をすこし行ったところにGSもあって給油が済ませられたのもよかった。

1907
 なんとか日暮れ前にテントに戻り、安堵の晩飯。
 今夜は実質この旅最後の夜なので、奮発して「肉」。
 ホントはステーキ肉が良かったんだけど、Aコープに売ってなかったので、レトルトハンバーグで。

1918
 飯炊きしながら冷たいビールで人心地つく。
 良い一日だったよ。(朝スゲー寒かったけど)


 見切り品のホタルイカ。


 トマトと炒めて食ってみたけど、手持ちのオリーブオイルが見事に酸化した古オイルの風味で、そのせいでイマイチだった。折角の兵庫県産素材だったのに残念。

 メインはハンバーグ丼!
 パセリをたっぷり振りてぇ!(持ってなかった)

1956
 お向かいさん達もほとんどがソロのキャンパー。
 皆さん静かに楽しんでおられた。

 真っ暗な中、シカの鳴き声を聞きながら炊事場へ行き、ハミガキとトイレを済ませる。
 ほろ酔いで2100ごろ就寝。


走行:372km
平均速度:約30km/h