2022年6月17日金曜日

山陰の方(第3日目)20220502

20220430-0505
西へ行くか東へ行くか、どっちも行きたかったけど今回は西へ。
その第3日目(2022.5.2)

松江~大山隠岐国立公園~奥出雲

良く寝た。

7時前に目覚める
朝飯前に近所のコンビニまで。
快晴なり。

朝食後、バイクの支度してたら隣に停めてるWTNさんも来た。
昨日のハイテンションは何処へやら、非常に眠そう(笑)。
いったん部屋に戻って再びバイクのところへ行ったらWTNさんはすでに発っていた。
これといった別れの挨拶もせずにそれが別れだともお互い意識せずに別れる。いつものこと。

さて、TKHさんに携帯でメッセージしても返事がない。たぶん寝てるのだろう。
「あーこんなことならツルんで走る約束せずに勝手に出かけちゃえばよかったかなぁ」などと思ったりもしたけど、まぁこうなることはある意味織り込み済みだし、待たせたり待たされたりする一日も面白いかなと考えて、ダラダラとテレビで天気予報観たり地図見たりして過ごす。(栃木の方々に至っては3時間待った過去がある。)
しばらくして携帯にメッセージあり。「寝てました。目標0930。ガンバリマス」

大体0930ごろ出発。


ホテルルートイン松江>K21>R9>K21>神之木LP>山陰自動車道>大山IC>K158>K329(広域農道)>(ひとしきり迷う)>K158>県営大山 第4駐車場

 ホテルから広域農道まではTKHさんが先導してくれたんだけど(ゆえに道をよく覚えてない)、ミスルートで復帰できず「ダメだ、(二日酔いで)気持ち悪いし。ナビ壊れたし。先走って、よろしく。」ということで自分が先頭に。

ざっくりと、大山をぐるっと周回できるルートで行くことに。
事前調査も事後調査もおろそかなので良く分ってないけど、大山寺参道入口?的な場所の駐車場でトイレット。
寒くはないけど暖かくもない、微妙な天気。

1059

県営大山 第4駐車場>K158>K45(大山環状道路)>A-SS 関金 SS>K50>313>名もなきP

大山環状道路では大山も姿を見せてくれて、下界の視界も時々開けたりして、なかなか印象的な眺めだった。(写真ない。やっぱり走りながら撮れるカメラほしいなぁ。)
昨日は雲が垂れ込めて姿が見えなかったので、うれしかった。
んで、結構寒かった。

山を下りたところのGSで給油。その後「コヒー飲もう」と国道に出て最初のPに。(R313のここは、自分は昨日通っている。)

自販機前でなぜかジュージャン(ジュース・ジャンケン。負けた一人が全員に自販機飲料を奢るルール。)することになり、TKHさんが負け。御馳走様です。(その後もTKHさんは負け続けた。)

IWSさんとTKHさんと自分。
IWSさんとは何だかんだで年1~2回はお会いしてる気がする車屋さん(というか自動車販売・修理工場)。うちのステゴンはIWSさんに探してもらって購入した中古車だ。

どうやら近々9Rを手放す予定らしく、「おめぇ9R買わね?」と。
好調なのを知ってるので悪くない話。なので素直に動揺する。

これからどこ行く?と話して、
IWSさん:もう俺は走らないで宿戻るので良いよ。(走りたくない)
TKHさん:前から行きたかったけどまだ行けてない「はんざき」がこの辺だったと思うんだよね。
SHIN:あ、オオサンショウウオ見たいっす!!

ということで、行き先「はんざき」に決定。



名もなきP>R313>湯原湖>白い道>はんざきセンター

はんざきセンターでオオサンショウウオに対面。(国の特別天然記念物のオオサンショウウオのことを、この地域では『はんざき』と呼ばれています。:引用 はんざきセンターHP

生体をまじかに見るのは初めてかもしれない。
その巨大さにおののく。
なんか良い。すごく良い。


チビッ子のはんざきちゃんもいた。活きが良い。
思わず動画撮っちゃう。


隠岐にオオサンショウウオ居るのは知ってたけど、生で見れると思わなかったので、予想以上に興奮した。



はんざきセンター>白い道>湯原温泉

SHIN:腹減りました
IWSさん:俺は晩飯まで何も喰わなくていいよ。
TKHさん:まだ気持ちわりぃけど食ったら治るかな?

ということで温泉街にあるラーメン屋さんへ。
ラーメン屋さんと言っても、ソース焼きそばやカレーやうどんもやってて、酎ハイも出すような食堂で、自分の母親ぐらいの歳の老女二人が切り盛りしてた。

正直、店の外観やメンテ状況から、こりゃ味は期待できないなと思ったけど、ところがどっこい期待のはるか上でした。
きちんとしたあつらえのラーメンで、驚くほど(失礼)美味かったです。



ひがしや>白い道>R313>K322(湯原湖畔)>K323>K55>R181>コメリ日野根雨店

 走り足りない自分と、早く宿に帰りたいIWSさんと、そんなIWSさんを酷道/険道に連れ込みながら宿に戻りたいTKHさんと、3者の思いが交錯してたどり着いたコメリ日野根雨店(鳥取県日野郡日野町根雨)。
 道中のK323は落ち枝や路面陥没が多く、眺望もほとんどなし。道幅はあれどなかなかの酷道っぷりだった。TKHさんの狙い通り?

 ここで最後休憩のトイレット。
 再びジュージャンしてTKHさんが負けて、ここでSHINは離脱。
 IWSさんとTKHさんは、松江に連泊。しかも昨日と同じ店を予約済みである。どんだけ松江好きなんだか。
 そうして2台は颯爽と宿へ向かっていきました。(後で聞いたら途中で夕立にあってびしょ濡れになったそう。)

 自分はもうちょっと走りたいのと、キャンプ場所を探す必要もあるので、ここからいったん南下して広島県をかすめて奥出雲あたりへ出ることに。
 コメリの隣にあるスーパーで夕食の買い出しを済ませて出発。


コメリ日野根雨店>R181(戻る)>>R183>(越後落合)>R314>(奥出雲おろちループ)>R314>(ENEOS 下横田 SS )>(出雲横田)>K258>大仁地区広域農道>K45>山佐ダムキャンプ場


ホントはR181からR180で新見市(岡山県)方面に南下して、そこから西進して広島を経て北上して奥出雲というルートをとりたかったんだけど、残念ながら時間切れ。将来の楽しみが増えたと考えよう。

R314は寒さに震えながら快走してたんだけど、対向車がパッシングしてくれた。
おや?と思いスローダウンしてしばらく走ってたら、トンネル付近で事故処理のPCが。
この道はスピード出るので危ないなぁと思った次第(勝手なものである)。

 下横田 SS に入り、ガソリンが高騰しているので燃料代を節約するため、ハイオクではなくレギュラーガソリンを満タンに。ツーリングペースだと、荷物を満載してることもあって、ハイオクよりむしろレギュラーの方がとアクセル開度/エンジン回転数のバランスとパワー感にマッチする。(低開度のパワー感はハイオクよりリッチ。しかしさらに開けるとノッキングしてしまう。)
 対応してくれた女性の店員さんに今日は寒い方だよね?と聞けば、その旦那さんと思しき若い店員さんも加わって、寒いよねとか、どこから来たのか?どこへ行くのか?なんて話をひとしきり。
 若い夫婦は気持ち良く仕事に励む一生懸命な二人だったんだけど、こちとら(「遊び」ともちょっと違うけど少なくとも仕事では断じてない)バイク旅をしていて、なんとも申し訳ないような、でもどこか清々しいような、なんだかヘンテコな、少なくとも悪くはないという不思議な気分になった。

 ありがとう。

 まぁ女性の方がなかなかの美人さんで「この旦那羨ましいなぁコノォ」と思ったけど、彼もなかなかのナイスガイだったので「お似合いですよ!」と諦めて(なにを?)出発。

 国道から県道と広域農道を繋いで、途中シトシトと雨に降られながらも、地図(古いJAFマップ)で見つけた山佐ダムキャンプ場へ。(ツーマにはたしか未掲載)

1752

日の入りまでに到着できた。
雨は上がった。

キャンプ場は利用料を料金箱に投入して支払うシステム。
管理小屋のある丘を登ったら、偶然にも落陽が見れた。

わがサイト。
お隣さんは松江ナンバーのカブできたキャンパー。
低価格のフリーサイトだしGWだしで、ウェイウェイうるさいかと心配したけど、全くそんなことはなく、皆さん思い思いに静かにのんびり過ごしていた。


自分も寛ぎタイム。
(そう、今日もカレー)


あー僕のバイク、カッコいい。(酔)


 出発が遅かったのでこの日は何キロ走ったか知らないけど、まぁ、タンク1.2杯分ぐらいだったんじゃないかな。
 日が落ちて、空の明るさが失せるころにはテントに籠って暖かいお茶。
 夜中に冷え込みそうだったのでしっかり着込んで就寝。

(走行距離の記録忘れ)


2022年6月12日日曜日

山陰の方(第2日目)20220501

20220430-0505
西へ行くか東へ行くか、どっちも行きたかったけど今回は西へ。
その第2日目(2022.5.1)

京丹後~松江


快適な夜で、非常によく寝た。

0400過ぎに起床。
ひとしきりボーっとして、コーヒーを沸かして飲む。

ダラッと荷物をまとめ、出発する。
朝の日本海
0529


チェンに油差して、出発
0538

K49>K11(但馬漁火ライン)

この道は前回東向きで通ったんだけど、西向きの方が断然楽しく感じた。
まぁ前回は体調が絶不調だったし、今回は早朝なのもあるかもしれないけど。


35°39'42.5"N 134°43'49.9"Eにある県道開通記念碑の展望広場で朝食とする

朝食スペシャリテ(シーフードヌードル)
美味しいんだよなぁ。
0633

K11>(香美)>K4>(余部)>白い道>余部埼灯台

余部灯台がなんだかよさそうだったので立ち寄ってみる。
アクセス路の県道は狭いながらも古くからある道の風情。
(余部橋梁側から西側に抜けてるみたいだけど、道路状況のい不安があったのでそこは通らず、来た道を引き返した。)

0742

貸し切りである。


ん!良い灯台!
日本一高いところにある灯台らしい。
海岸まで少々距離があって、高さ(標高)の実感はない。

カッコいい灯台である。


灯台カードも入手!


中に見える3等レンズのガラス感がキリッとして、なんとも美しい。


建屋の入り口ドア

敷地の入り口には神社がある。
ちゃんとお参り。

見られてよかった。

余部灯台>白い道(K260)戻る>K261(西進)>通行止め>K261戻る>(余部)>余部IC>山陰近畿自動車道>久斗IC>K267>K261(漁火ライン)>K263(漁火ライン)

浜坂駅
0830


(浜坂駅)>R178>(居組)>K128>R178(迷い、戻る)>K128>R178>K319>(鳥取砂丘)

 途中、なんだか無意味に迷ったりしながら、前から一度来たかった鳥取砂丘に。
 薄日が差して暑くなってきたけど、風も強い。
0927


 広さもあるし高低差もあり、なかなかシンドイ。
 折角だし、ダラッと一回りしてみることにする。


稜線を行く。

写真だと高度感が無いけど、実際は結構高く感じるし傾斜もキツイ。






登りは暑い。


ラクダ乗ろうかと思ったけど、

オトナはダメだって。

火照った体をレスカでクールダウンしながら地図読み。
1007

1700に松江で合流予定があり、それを軸にざっくりとしたルートをプランニング。

鳥取砂丘>白い道>(柳茶屋キャンプ場)>R9>K41>地場産プラザわったいな

後日のために、柳茶屋キャンプ場に立ち寄って状況を確認。このキャンプ場は、いつだったか京都の美山でカンコーしてる時に地元のライダーに「砂丘の目の前のキャンプ場」として教えてもらった。
駐車場に入って係の男性にやってますか?と聞けば「普通にやってるよ」とのこと。
「泊まってくかい?一泊?」と聞いてくれたけど当日はほかに予定があったので「近いうちに寄らせてもらうかもしれません」と告げて去る。

地場産プラザに立ち寄り、そこにバイクを停めて向いにある水産会社でお土産を手配。
中村商店 本店
1100

カニが欲しかったんだけど、全く季節外れである。
奮発して冷凍カニ2杯とへしこなどを手配。完全に予算オーバー。

地場産プラザに戻り、昼食。
あまりオナカガ空いてないのでカニ丼(500円)でお茶を濁す。
1113

地場産プラザわったいな>鳥取空港>R9旧道>K190>(湖山池)>K21>投入堂

一度拝んでおきたかったこちらへ。
時間がなく、お堂まで行くことは叶わない。
1205

遥拝所(要は双眼鏡で拝観できる場所)からも杉の木の陰になってお堂を仰ぎ見ることができなかった。


遥拝所のちょっと先を登ったところに、にわか作りの第2の遥拝所が

こちらからはるか上方に仰ぎ見ることができた。


こんなことで割と満足してしまうのだから、自分などチョロいものである。
1211

投入堂>K21>K29

K21を下っているころから風が吹き始め、空が暗くなってきた。
K29に入って北進し始めたらパラパラと降り始めたので、合羽のズボンを履く。
1233


K29>東郷池>東郷温泉(寿湯)>K22>K38>R313>関金温泉

 ちょっと温泉に入りたく、というか普通に風呂に入りたく、東郷温泉で迷いながらもチェックしていた共同湯にたどり着くも、時間が時間なためか(昼どき)、清掃直後で一寸入浴という雰囲気ではない感じで、なんとなく入湯を見合わせた。
 それでもまぁ風呂には入りたいので、ルート上にめぼしいところを見つけて向かってみる。

 果たして、これが正解であった。
関金温泉 関の湯共同温泉
1430(入湯後)

良い湯だった。
生自分のような余所者をとても親切に迎い入れてくれた。

生き返る。


素晴らしい。

珍しさはないけど泉質は素晴らしく、清潔で静かな活気のある佇まい。
来てよかった。

関金温泉 関の湯共同温泉>R313>R482>(江尾)

日野川にかかる橋に鯉のぼりが泳いでいたのでミニストップ。
1539


(江尾)>R181>(根雨)>K35

K35は地図を見て予想した通り、変化にとんだ快速県道だった。

落合地蔵前バス停付近でたぶん本日最後の缶コー。
たしか、K35を進んでいるときに「次に見つけた自動販売機で一服しよう」ってミニゲームをしてて、ここで自販機見つけて停まったんだったと思う。

夕方だね。
1614
ちと押し気味。遅くなった。

K35>R180>米子西IC>山陰自動車道>松江中央IC>K21>(松江)>ホテルルートイン松江

山陰自動車道がロハなのには驚いた。ETCの二輪車割引プラン申し込んでたけど、全く使わない一日になった。
松江のホテルに付いたら、ちょうどTKHSさん達がホテルから出て居酒屋に向かうところだった。到着はちょうど17:00。
15分前につきたかったけど、まぁナイスメイクと言うべきだな。

IWSさん(ZX9R) WTNさん(SportStar1200) TKHさん(V-Storm1100) KGYさん(Bandit1250F) Shin(GPZ900R)

IWSさんは栃木から。その他は神奈川から。
なんでこの5人が松江に集まってるのか良く分からないけど、愉快なことこの上ない。

1708


荷物を降ろして部屋に運び込んで急いで目的の店に向かう。

徒歩1分程度

1725

乾杯には遅れたけど、もう一回乾杯すれば良いワケで。
それぞれの道中の話をツマミに呑み、食う。

IWSさんは30分ぐらいで撃沈。(入眠)
WTNさんはZZR1100や1100刀に乗ってるんだけど、スポスタ1200が一番面白いって。お前も乗れって進めてくれた(高くて買えません)。
KGYさんはWTNさんにキャンプネタとIWSさん追い抜きネタで弄られてて大いに笑った。
TKHさんはブーツが履けなくなってお店のサンダルを借りてホテルに帰った。
愉快な夜だったな。

2430頃就寝

(走行距離の記録忘れ)