去る23日,この歳にしてレースデビューを果たしました。
ありがとうございますありがとうございます!
FSWカートコース LoveLove220 2010最終戦
http://www.japan-racing.jp/fsw/10/10LL220.htm
ホント,レースなんて中学生の時に「他に選手がいないから」という理由で出場した水泳の県大会予選(もちろん初戦敗退)以来だから,勝負勘なんてモノはナッシング。
僕は某セノーさんとのペア。
マシンはもちろん#46の某セノーさんのTDM50にライド。
某セノーさんは今日もマシンのドレスアップに余念がありません。
ゼッケンの縁取りを朝からフリーハンド・ペインティング!
↓は某WTNBさんペアのNSR50。
なんとか完走するも実力に見合わぬ残念な結果に終わってしまった。これもレースか。うーむ。
怪我がなくて良かったです。
朝,参加者をパノラマってみた。参加は全部で15台。
午前中は丸々練習走行枠となったので,のんびりと調整。
某WTNBさんの練習走行。スムースで,そして速いんだ。
午前中はくつろいだ雰囲気。
どことなくピクニック気分だけど,どことなくやっぱり緊張感もあり。
予選のタイムアタック前に昼食。
某セノーさん自慢の愛娘弁当。 かわいい。そして美味しそう。
家族の応援あってのレース参加です。
予選タイムアタックでは34.01秒で15台中13位。
こんな順位でも,この時点での46号車のベストタイムだったから,自分たちにはガッカリ感ナッシング。というよりもむしろアゲアゲだったワケで。
で,午後13:40から決勝。
スタートライダーの某セノーさんは,ル・マン式のスタートで駆け足がつんのめって可笑しかったけど,さすがのスタートを決めて好スタート。
その後は周回タイムの実力通りに先行車にラップされ続けたけど,ひるむことなくアタックし続ける。
某セノーさんが自己ベストを更新しながらラップを重ねていくのを見て,嬉しかったなぁ。
(34.081sec.@Lap26)
2時間ほどの後,僕らのペアはトップと26周差の194ラップでチェッカーを受ける。
調子良く走りきってくれたマシンにも感謝です。
しかし途中で某セノーさんが最終コーナー立ち上がりの餌食になったり,2時間の間いろいろあっての結果。
タカハシさんが応急処置を助けてくれなかったらこんなに周回を重ねられなかっただろうなぁ。
ぱっくり割れたカウルが痛々しい。ブレーキ・レバーは途中で新品に交換された。
決勝後,クラス総合の表彰台。
やっぱり速い人が順当に強い。当たり前。
そして速い人が一番エライ。そしてカッコイイ。これが常識。
優勝するってスゲェなぁ~!
某WTNBさんのペアが不遇に終わってしまったせいもあって,某セノーさんと僕のペアはクラス3位という結果を戴いてしまうことに。クラス5台中の3位。
表彰で46号車って呼ばれて「え?オレ?」って普通にびっくりした。
我々がラップ・タイム実績で勝っていたのは1チームしかなかったから,これは僕らよりも速いチームが不本意な結果に終わった故の,いわばタナボタな順位という分析が妥当。 これもレースか。
運が実力のうちになるような実力が未だに付いていないぐらいの自覚はあるつもりだから,これはクリスマスプレゼントみたいなモノで完全に想定外。でもやっぱり素直に嬉しいし,今日参加できたこと,そして完走できたことにあらためて感謝!
箱根の外輪がオレンジ色に照らされるのを見ながら撤収。
充実の1日でした。
個人的には33秒台アベレージで走る世界というのを垣間見れたというのも一つの収穫。
アツくなって全力で走ることができた。
転ばない工夫はしてたつもりだけど,よく転ばなかったなぁ。まぁ誰も転びたくないだろうけどね。怪我したくないし。
「フロントをコジってグリップが逃げる」というのを初体験したりした。
いくつか課題や改善点なども見つけることができたし,速いライダー達に次々と抜かれ,それに頑張って付いていくうちに学ぶものも多かった。
タカハシさんの言うとおり,レースは最高の収穫の場だった。
タカハシさん,チームの皆さん,ありがとう。
いつかはタイムやスピードの限界を見るんだろうか?いつかは見てみたいよねぇ。
以下メモ
良かった点
- 3コーナー進入速度が危なげなく上がったことによって,4コーナー~6コーナー進入でスピードが乗るようになった。
- 1コーナー脱出速度では誰にも負けなかった。(ちょっとがんばり過ぎか?でも軽量車だからこれで良いのかも。)
- 7コーナーから8コーナー進入が課題だったけど,改善した。8コーナー脱出が速くなった。
- アクセルが速く開けられるラインと,そのためのブレーキングというものが少し理解できるようになった。
- 向き変えで時々はクラッチを切れるようになった。
- リア・ブレーキが前回より良く踏めたので,進入の姿勢変化が良かった。
- 自己ベスト更新
課題となる点
- 5コーナーから6コーナーで4速のパワーバンドを越えるぐらいスピードを乗せたい。(F13*R45)
- 6コーナー進入のラインは,そろそろ見直しの時期か。まだこのコーナーの最高スピードは未知。パッシングポイントではあるんだけど。
- 1コーナー,速いんだけどインを刺されることが多かった。大回りしすぎなんだな,たぶん。
- 疲労時に,イン側グリップにぶら下がることあり。疲労時のポジションとホールドの確立に意識を。
- 最深バンク時のフォームは今一度チェックを要する。
データ(分かる範囲で)(某セノー車)
走行日2010/12/23
天候 晴(直射日光率99%ぐらい。)風,時々強し。
気温 9℃~。路面温度,季節の割に高いと感じる
タイヤ DLP-K601MID。セミフレッシュで一番美味しい頃を少し過ぎたぐらい,らしい。
タイヤエア圧 1.6kg2(冷間時)。グリップ感あり。フロントはしなやかさも感じ,良好。リアはほんの少しハリを感じる。
混合油比 50:1
サス 某セノーさんの前回セットから変更無し
二次減速比 F13T-R45T
全開からの車両セットアップ変更点
シートを14mmバック
シールドスクリーン交換
今回変更点 サイドスタンド撤去