九州も東北も前半は雨予報。
ならばやっぱり九州かなぁということで、九州へ。
第1日目(4/27-4/28)
4/27 23:13
あまり仮眠できなかったけど、大阪で朝の渋滞に飲み込まれたくなかった。
出発でごんす。
産業道路(K46)のGSでガソリン入れて、寒川南ICから高速(圏央道)流入。
給油7.5L @143
145150km、115km
15.3km/L
圏央道>伊勢原JCT>東名高速
伊勢原JCT,初めて使った。
寒い。想定以上に寒い。
こりゃこの調子でいくと、この先は5℃に満たない中を走る覚悟がいると感じ、はやくも中井PAでストップ。
カッパのズボンを着込む。
バイク溜りに停めた隣のCB750(RC42)のライダーと「寒いよねー」とお話し。
どこ行くの?と問えば、自走で九州、今日は博多までという。
四国から国道九四フェリーで渡るプランを持っていることを話すと、ものすごく順番待ちで待たされるらしいから止めたほうが良いとアドバイスをもらう。
うーむ、そうなのか。
(のちに実感することになる。)
給油と寒さ対策のため刈谷PAでストップ。
ダウンのインナーと、カッパの上も着込む。(もっと早く着ればよかった。)
とりあえず、手の感覚は戻った。
給油15.0L @162
145443km、293km
19.5km/L東名高速>伊勢湾岸>湾岸長島PA
眠気を感じ、湾岸長島PAでトイレストップ。
湾岸長島PA>伊勢湾岸>四日市JCT>新名神>鈴鹿PA
またしても眠気で鈴鹿PAにイン。
かなり冷えるが、帽子を目深に被ってベンチで暫しまどろむ。
夜明け。
鈴鹿PA>新名神>草津田上JCT>名神高速>新名神>宝塚北SA
給油
10.01L @159
145636km、192km
19.1km/L
朝食で自分にも燃料。
暖かい食べ物で生き返る。
お出汁と周りの人たちの会話のイントネーションに関西を実感。
宝塚北SA>新名神>神戸JCT>山陽自動車道>白鳥PA
暖かくなってきたのでPAでカッパを脱ぐ。
セブンイレブンのコーヒーを飲む。
この先、福山の手前から渋滞との情報。
山陽自動車道>福山東IC>R182>K380>芦田川大橋>K22>K72>K251
福山東で山陽道を離脱。
かねてから行ってみたかった鞆の浦を目指す。
R182沿いで給油
10.47L @149
145893?km、209km
19.9km/L
鞆の浦は、アニメーション映画「崖の上のポニョ」の町のモデルらしい。
リサ・カー(たぶん550ccのダイハツ・ミラ)に煽られながら、K251は楽しいワインディング
展望台でNC700(かな?)の男性と少しお話。
この先、ホントに山の上のホテルがあった。(廃業してたけど)
トンネルもあったよ。
K251>K47
鞆の浦は静かにそこにあった。
バイクで入り込める町ではないので(道がチョー狭いのと、徒歩観光客多し。バイク停めるところもたぶんない)、遠巻きに眺めて満足する。
またゆっくり来たいね。
バイク停めて地図見てたら、向かいのお宅のお母さんに話しかけられた。
「バイク良いねー」とお母さん。
「お邪魔してます」と僕。
その少し先に海沿いの保育園(幼稚園?)があった。
おぉ、映画のまんまじゃ。
鞆の浦>K47>K53
尾道方面へ向かう。
内海大橋を渡って、ちょっとだけ田島に入り込んでみる。
ここでUターン。
静かな内海の造船所の脇を通る。
K389>K47>K48
なんとなく街道沿いにある地元の大衆ラーメン店という感じの店で尾道ラーメンが食べたくて。
尾道らーめん あじのくらで昼食。
おなか一杯。
これからしまなみ海道へ向かうと思われるキャンプ道具満載のハンターカブが通り過ぎて行った。
さて、ラーメン屋の駐車場でひとしきり思案。
このまま山陽道に上がって自走で九州入りするか、それとも四国からフェリーで渡るか。
天気予報は下り坂、明日は雨となっている。
んじゃ、フェリーの予約にキャンセルが相当出るだろう!すぐ乗れるよ!という楽観で四国からフェリーに決定。(この読みはある意味当たってたけど、そんなに甘いもんじゃないことを後に知る。)
しまなみ海道渡ってみたかったしね。
フェリー会社に電話してみると、案の定予約はいっぱい。
飛び込み乗船(1便あたり3台乗れる)も相当並んでるみたいで、「はあ?予約なんてとっくにいっぱいだし、乗れないに決まってるじゃん。」っていう感じの応答でした。(言葉は違うし嫌な感じじゃないけど、聞くだけ無駄ですよってイキフン。)
ま、いいや。
ということで、
K48>R2>西瀬戸自動車道(しまなみ海道)
良いところだなぁ。
停まってばっかりで、全然ペース上がらない。
瀬戸田PA。
トイレも済ませる。
しまなみ海道>今治北IC>K15>R196>(松山市街)>R56
やがて今治の町が見えてきた。
その隣町に暮らしてきて、出発直前に亡くなってしまいこの旅で会うことが叶わなかった懐かしい伯母を想い、橋上で涙する。
今治北ICから伯母の町とは反対向きに西進。
しかし今治北ICから沿岸を走って松山市街を抜けたのは、あまり良い選択ではなかった。
時間かかるし車速ペース合わず疲労した。割と暑かったし。
しかし松山市街は渋滞ながら割と楽しんで走れたかな。
チンチン電車も見れたしね。
すり抜け御免。
R56>R378
愛媛の西端、三崎を目指す。
R378はいいペースで流れていた。
もうちょっと早くこの辺に着きたかったね。高速使って市街地はパスすべきだった。
ま、仕方ない。
路傍で缶コーしながら某タカハシさんにメールで燃費報告。
(R378沿いで給油したけど、記録紛失。発見したら追記する。)
0609追記
146042km
196km/10.8L @147
18.14km/l
於:JA愛媛たいき 長浜セルフSS
R378>R197
R197はご機嫌なワインディングだった。
淡々と快走。
しかし終盤、ポツポツと降り出した。
国道九四フェリー、三崎港乗り場に到着。
「予約してませーん」と誘導の係りの方にお伝えして、指定された場所へ並ぶ。
自分はおよそ17番目(苦笑)。
みんな考えることは同じね。
自分のいっこ前の方は千葉のSKYWAVEの男性。この方、気さくなオッサン(失礼)で、超旅慣れてて半端ないサバイバル力がほとばしっている。
自分のいっこ後ろの方は浜松CB1100の男性。この方がまた超ベテランの余裕で、全然状況に動じてない。うーむ、サスガである。
しばしお話したり居眠りしたり。
「今日中には乗れないね。もう酒飲んじゃおう。」と、SKYWAVE氏はどこからか買ってきた缶ビールをグビグビと飲み始めた。
自分も夕食とする。
近所のじゃこ天屋さんで買い求めたじゃこカツ(これうまい!)とじゃこ天、パンで簡単に。
明日の昼までにはどうにか乗れそうだということで、ここで夜を明かすことに。
それでも後から並んだ人が諦めて去って行ったり(どこ行くんだろうね)、悲喜こもごも。
夜半からしっかり雨になりそうだったのでそれが途方もなく憂鬱だったんだけど、近くの建物に広い軒下があるから、そこなら風雨が凌げるとCB1100氏が教えてくれて、SKYWAVE氏と共に寝袋持参で軒下へ移動。
二氏と一緒にコーヒー飲んでお酒飲んで。
夜風に吹かれながらシュラフにくるまって22時頃には就寝。
走行:956km
平均時速:52km/hぐらい(たぶん)
2 コメント:
フェリー乗り場で野宿とはワイルドですね。寒いでしょうに。
本四国道フェリーは四国経由だと便利に見えますが、CB750さんがおっしゃる通りですね。
>やすさん
気温は低すぎず適温でした。とにかく濡れないことが大事でした。
九四はハイシーズン以外なら良い感じみたいですね。
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