2009年5月31日日曜日

今日の物欲・オートバイの本 ~実践編~

はい,これをamazonで買いましてん。

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タイヤの科学とライディングの極意 和歌山 利宏 (著)

またしても新古本。やはり安かった。

以前,同著者のライディングの科学って本を持ってたんだけど,ずいぶん前から某ザキに貸したままになっちゃって既に時効が成立。あれは今ドコにあるんだろう?
久々にこの類の本を眺めてみましょってんで後発の本書を購入。
(記述は本書の方が表現が易しく,いくぶん解りやすいかも。)

こういった事柄を頭で解るのとそれを実際に実践できるかどうかというのは大違い。まぁその辺も含めてこの世界は面白いわけで。^^;
内容は,ま,あれです。
ざっと眺めたところ,相変わらずの深い考察と実証,そして経験に裏付けられた大きな自信に基づいく潔い記載で"グリップ感の高い"記述が満載。よくまとまっていて意外と解りやすい。

しかしなかなかに複雑な世界ですから,「あれ?この場合どうなんだっけ?」ってチンプンカンプンになっちゃったときの参考書として,こういった本は時にとても頼りになります。

「ま,そういった諸々の理論的なことは,走り出しちゃったらカンケー無いんだけどね!ナハハ!」っていう著者の明るいノリが,この分かり易さの源なのかも。

2009年5月29日金曜日

今日の物欲・オートバイの本 ~理論編~

ハイ,amazonで買いましてん。

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自由に至る旅―オートバイの魅力・野宿の愉しみ (集英社新書) (新書)

新古本なんだけど,申し訳無くなるほど安かった。
マーケットプレイスからの送料(¥350)の方がずっと高いという。

晴耕雨読ならぬ晴走雨読と洒落こんで,この梅雨の読書の一つとするつもりでして。

花村萬月は以前友人に勧められてけっこう読んだ作家だけど,本書を1編読んだ感想として,この人,エセー馴れしていないからなのか,この本では小説とは違って一行一行のスピード感がだいぶ弱い。
その辺はちょっと趣が違う感じだけど,でも,のっけから悪くない。
(この本が面白そうかどうかは,上記リンクのレビューが参考になるでしょう。)

そして内容的には,自分にとってはこの書がオートバイの『理論編』というべき一冊。
『実践編』(笑)の一冊も注文したんだけど,そちらはまだ未到着。

ま,すぐに読む暇もないし丁度良いかな。

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2009/5/30追記

読了。
とても共感を覚える一冊でした。それはもう,怖いほど。
優れた代弁を得て胸のすく感じすら覚えました。

「嗚呼!こうして書いてくれて有り難う!」みたいな。
「お前は俺か?!」みたいな。
いや,そこまで言ったら言い過ぎか。

でも,それはあまり大きな声で表意すべきじゃないかも知れない。なぜなら,「大人な」冷めた目で見るとけっこうトンデモな話もあって,それがダメな人にはダメだろうから,そういった類の「大人な」ヒトの冷たい目に晒されそうだ。
まぁ必ずしも「大人な」ヒトにインテリジェンスが備わっているわけではないのは百も承知だから,どう思われようと別に良いんだけど。

両目の焦点が合わなくなる話とか,リミッターが当たる話とか,二酸化炭素の自己矛盾の話,死の話,金の話,そして旅と旅人の話。
著者の思うところがとても素直に書かれた内容。そしてバカな話が一杯。しかし,バカを知ってるバカ(つまり相当のバカ)の話ですから,これは十分一読に値する。
「一切合切含めてオートバイ,そして『自由』だよ。そして俺,やっぱバカなんだよ。」って普段から思ってる,そんな人には強力にお薦めします。

これほど旅情をかき立てられる一冊とは予想以上でした。
ああオートバイに乗る人間で良かった。

なお追記。----------------
前記で「スピード感がだいぶ弱い」などど指摘しましたが,それはたまたま読んだ部分が「スピードを抑えた」部分だっただけで,「カッ飛んでる」章もありました。
さすが芥川賞作家。文章のスピードコントロールも上手い。当たり前ですナ。

2009年5月27日水曜日

備忘ツーリング録(3)

今となっては記録もなく,もしあっても乏しい。
記憶だけの中に残っているツーリングの事を,いつか忘れてしまう時の為に備えて記しておこうという,ただそれだけの,私的な要素の強い記録。
なにかのきっかけで思い出したときなどに,新旧順不同で気まぐれに記録し,随時更新。

No.3 KWさんと河口湖へ釣りに行く。

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写真はイメージです。でも当時乗ってたバイク。撮影はまほさん

半分フィクションということで。馬鹿話。

10余年前,当時職場で営業責任者だったKWさんという人は,今から思えば相当おかしな人で,おかしな人と言っても「おかしい」ではなく「可笑しい」って部類なんだけど,この人がなんともアホだった。

(いや,“だった”と過去形は違うか。今もたぶんアホなままだろうと思う。最後に会ったのは4年ぐらい前だったか,渋谷のKWさん自宅近く,山手通り沿いの店で一緒に食事をした。
その時はさすがのアホさ加減も鳴りを潜めたのか,KWさんだいぶ落ち着いてナイス中年風に見えたけど,しかし聞けば最近ZRX400を環七で潰したとかで,やはり相当のアホであることが確認できたのでした。)

KWさん,自分よりいくつか年長者だし,職場では上長だし,自分からすればやっぱりそれなりに頼りがいがあって,当然,同僚達の間ではリーダー格で。
その頃の皆ではよく飲み,そしてよく遊んだ。

KWさんは曲がったことが嫌いで真面目,そして自分自身の事に関してはチャランポランという,絶妙のバランス感覚の持ち主で,時々見え見えの大ボラを吹くぐらいで根は信頼出きる人だったから,自分はGPz400Fを買うときにも「この値段でこの状態なら悪くない」というアドバイスに素直に従うことが出来た。
アイドリングがガラガラと賑やかだったから心配してたんだけど,「これが普通」というお墨付きで安心したなあ。

 

その頃,巷ではバス釣りがとても流行っていて,このKWさんは大学で水産学を学ぶほどの魚類好きで釣り好きだから当然バス釣りも好きで,自分も時々一緒に釣りに連れて行ってもらったりしていたんだけど,ある日どういう経緯かは覚えてないけど,KWさんからまた一緒にバス釣りに行こうと誘われて一緒に行くことになった。

場所は河口湖。季節は初夏。

約束の日,自分の終業時間は午後3時。
KWさんの終業時間は午後5時。

自分は終業後,一足先に出発して。
KWさんも終業後に直ぐに向かう。

自分は箱根越えのルートで走りを楽しみながら,のんびりと河口湖へ向かった。御殿場へ下りてR138でダラッと山中湖を経て河口湖へ。

以前にもバス釣りに来たことのあるポイントで待ち合わせだったから,付近にバイクを停め,缶コーヒーを自動販売機で買った。
時計を見ると,時刻はまだ午後5時48分。

時間と距離を鑑みると,
この場所で1時間ぐらいKWさんを待つことになるかな?
そんな事を思いながら缶コーヒーのフタをプシュッと開けたら,遠くの方から「コーーーン!」と,えらくカン高い排気音が聞こえてきた。

あれ?!と思い道へ振り返れば,黒いアライSZを被ってピタリとタンクに上体を伏せたKWさんが,猛烈なスピードで目の前を通り過ぎて行った。

「あ~マイッタな~通り過ぎちゃったよ。追いかけなくちゃ…。」って思ったけど,
「って言うか,もう着いたンかいっ!?」という,可笑しさを通り越して呆れてしまうような,そんな気分に。

 

「あの飛ばしようじゃ自分のバイクが停まってたのには気付かずに行ってしまっただろうな。」と思い,急いで缶コーヒーをグビグビと飲み干してヘルメットを被ろうとしたら,はたしてKWさん,Uターンして向こうから戻ってきた。

「お待たせ~」だって。
アホだなぁ。

「記録?記録??」だって。
「50分を切るのが目標だったんだけどっ!」だって。

で,現在時刻を伝えたら,
「だぁ~~っ!」だって。

アホだなぁ。
アホすぎる…。
ホント,こんなアホ,なかなかお目にかかれない。

 

出発地から河口湖までは90Km余りある。
平均時速なんて馬鹿馬鹿しくて計算してらんない。
ま,KWさんの出発時刻が午後5時過ぎだったという証拠はドコにもないんだけどさ。

当時,自分のバイクはGPz400F。空冷の54馬力。
そしてKWさんのバイクはGPZ400R。水冷で新規制53馬力。
その差1馬力。
しかしバイクの差なんて,あまりにどうでも良いことでした。

そして釣果は見事に坊主。
楽しかったなぁ。

2009年5月26日火曜日

51103km・チョイ乗り

自動車税の支払いに行くのにかこつけて,夕刻のチョイ。

最近お気に入りの下曽我コース。
富士山がごくうっすらと見えた。
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復路の西湘BPで,実勢最高速ぐらいで巡航していたときにパーシャルでは大丈夫であるも少しスロットルを開くと出力がドロップするというガス欠症状が。久しぶりに出た。

タンクキャップが詰まってる?
それとも燃料コック?

急いで走行車線へ車線変更し,燃料コックを"PRI"位置に。
そして,復活を祈る。(笑)

しばらくそのままでいたら直った。
これ,いつもそう。困ったような困らないような…。

 

エンジンは,きっちりと熱が入る季節になったせいかとてもスムースに回ってる印象。
あ~遠乗りしたいよぉ!
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2009年5月24日日曜日

雨の休日には

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画像は本文とあまり関係がありません。

もし,雨空露天ガレージしか持ち合わせない(それでもあるだけ幸せですが)ためメンテ作業もままならず,かといって,チョイとひとっ走りしようと午前又は午後に一定の時間を確保していたためにこれといって他の用事があるでもなく,ヒマ,いや,ヒマと言うにはちょっと悔しいけどこう雨が降っていては手も足も出ない日曜日のライダー状態だよなぁってコトがあったりしましたら,そんな日には,お茶を淹れてからゆったりと椅子に座って,下記URLの写真スライドショーを見ながら色々と想像の輪を広げたりすることを楽しんだりするのがちょっとオススメです。

http://picasaweb.google.com/lh/view?q=ツーリング&psc=G&filter=0#slideshow
(317,308枚のツーリング写真のスライドショー。切替え時間はお好みで調整下さい。6秒ぐらいが良い感じかも。)

2009年5月22日金曜日

51029km・シートでチョイ

張り替えたシートの試運転(?)で,
いつもの島までチョイ。
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何となく車体を眺めていたら,チェンジ・シャフトからのオイル滲みが増えているような気が…。オイル滲みはあまり気にしないけど,一応気に留めておく程度の認識をしておく。
そして少し緩みがあったようなのでチェンジロッドとの締結ボルトを少し増し締め。

シートは以前より少し滑りにくくなってナカナカ良い感じ。
心配していたシート・ベースの反りもそれほど無い。

しかしシート・スポンジの表面の荒れが出てしまい,座面がちょっとデコボコしてる。
ま,あばたもえくぼですナ。
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2009年5月21日木曜日

シート革,張り替え_3(なんとかカタチに)

どうにか片づきました。

張り替えレクチャーをしているシート屋さんのHPを見たり,
夜中にともさんに↓の様にWeb上でアドバイスをもらったりして,そのお陰でなんとか。
無題

励ましのコメントいただいた方々,ありがとうございましたm(_ _)m。

 

そんなこんなで,どうにか完成できたようです。
(なーんだもう出来たの?ガッカリw,なんて言わないでチョ^^;)

じゃーん。
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今回は,ともさんのアドバイスに従い,まず最初はあまり弛みを気にせず,ザックリと仮留めから始めることにしました。

最初にごく緩めに前後を仮留めして。

写真左が前方向。
白い線は生地センターの目印に張ったテープ。
座面部分はまだダルダルです。
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で,結論として,自車のシートの場合,橙色/黄色の部分を基準に,青色方向へシワ/弛みを取り除いていく方法で攻める(?)のが最も効果的でした。
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シート・スポンジとシート革裏生地との滑りが悪く,シートベース側から革を引いても座面部分に全然テンションが掛からないので,結局,座面を掌でしごいて端の方へ寄せていって少しずつ余分な弛みを取り除くほかありませんでした。
汗で掌とシート革との滑りが悪くなったのでベビーパウダーが欲しくなったりも。

5回以上は小修正の張り直しをくり返したでしょうか。
時間にして1時間半以上,少々根気の要る作業でしたが,修正を繰り返すうちに確実に弛みが取れていくので,欲張らずに地道に張っては留め,反対側を外して張って留め,の修正のくり返し。
シートベースは繰り返されるステープルの打ち付けでブツブツになりますが,そんなこたぁ~気にしちゃやってられません。

そして,今回の生地は先の作業に用いたシート革よりも少し薄手のビニールレザーだったため,前回作業を諦めた時の物よりも伸びも柔軟性も高く,圧倒的に作業がし易く感じました。
薄い生地は耐久性とはトレードオフになりますが,適材適所,か。

最終的な仕上がりとしては,初めての作業にしてはマアマアといったところ。うん,たぶん。
(ひいき目があります。実車見ても笑わないでね…。^^;)

少し座面に弛みが残っているようにも思えますが,あまりテンションを突っ込みすぎても生地を切ってしまったりベースを反らせてしまったりしそうだったのでホドホドに止めておきました。
てか,これはやっぱりスポンジの表面が少々荒れ気味なんだろうね。
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最後に,ステープラーがしっかり"線"で革を固定するように浮き気味のものを玄翁でしっかり打ち込んで,余分の革を裁断して(これがナニゲに難しかった)終了。

結局,シート革は以前ユザワヤで購入した物となりました。
このマーク,可愛いなぁ。
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2009年5月20日水曜日

シート革,張り替え_2(難儀ちゅう)

さて,どうやらシート・ウレタンからおおよその水分は飛んだようなので,いよいよ張り込みをしてみるでごんす。

ところがどっこい…!
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あまりに衝撃的な映像の為,全体像はお見せすることが出来ません。

シワだらけになっちゃって,ぜんぜん張れないよ…orz。

生地方向を間違えて使ったという事もあるけど,それにしてもアンコ抜きされたシートに立体裁断でない1枚布を張るのがこんなに難しいことだとは。

さすがにそんなにすんなり行くとは思ってなかったけど,ダメです,ぜんぜん,完膚無きまでに。
という事で,今日のところは断念しました。
根性無し。

最後の方は今後の作業のための検討・実験へと切り替えたので,用意していた生地はタッカーでステープルを打ち込まれた穴があちこちにポツポツと空いたり所々裂け目が出来たりと,もう使用に耐えない状態に。また新しく用意しないと。

そんな感じで,シート張り作業はひとまず断念中だったりします。

「我こそは一枚張り職人だ!!」と自負する方が居られましたら,それとなくコツを教えてください。m(_ _)m

はぁ。やっぱりスンナリとはいかないのねぇ。
出来るまで乗れない~(涙)。

2009年5月19日火曜日

シート革,張り替え(まだひっぺがしての乾燥中)

もうだいぶ前から部材は揃えていたのよ。
ただ,何となく思い切りがつかないまま,尻と内股をしっとりと濡らすシートのまま乗っていたというだけのこと。
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んで,現在乾燥中~。意外と風化(加水分解)が進んでいました。浸水してるシートはあまり放っておいちゃダメだね。反省。

しかし何日ぐらいで乾くんだろう?
梅雨入りする前の空気が少しはカラッとしてる間に乾き切って欲しいものです。
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新シート皮革はホームセンターで購入した合成皮革。
おそらくは椅子の張り替え用に販売されている物と思われ,しっかりとした生地厚みがある。しかし残念ながら,その手触りから裏地(ベース部分)は綿素材のよう。

この部分は,ナイロンなどの合成素材の方が,耐水性の面で良さそう。現に実車からひっぺがした旧シート革(純正加工品と思われる)の裏地はアクリルっぽい感じの素材だった。

まじまじ見てみると…。やっぱり綿っぽいよなぁ。
火でも点けてテストしてみる?
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2009年5月18日月曜日

白樺荘賞賛

かとちんさんのブログで,現・白樺荘が廃止され,移設されるという事を知って,急遽再訪。

天候はあいにくの雨。
自動車で行くのだし,雨もまた楽し。

東名静岡ICからおよそ90km。
ガンガン飛ばしたとしても2時間弱は掛かろうかという,南アルプス山塊へ分け入った山奥に白樺荘はあります。

もの凄く山奥にある,という表現がぴったりのここは,もともとはダム建設従事者の為の宿泊施設だった建物を市営の温泉施設として活用してきたものらしい。


そう,この温泉施設は大井川水系の治水と発電の歴史の賜物なのです。

ここに来たのは何回目だろう?5回目?6回目?
最後に訪れたのは2005年の5月。随分久しぶりの訪問となってしまいました。しかしこれで最後になってしまうとは,寂しいものです。
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入湯と施設利用(大小の休憩室があります)は無料。
静岡市には足向けて寝れませんナ。

せめてもの心付けというわけでもないですが,食堂で食事をとらせてもらいます。
親子丼,そして癖のある獣臭が鼻につくけど精もつく『鹿汁』。
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本年6月14日をもって閉鎖。
施設の耐震強度の問題で閉鎖するらしいですが,残念なことこの上ありません。

黒板の下に記帳簿が見えますが,利用者はここへ記名して利用するシステム。他市区町村民の利用も分け隔てなく受け入れてくれていたのでした。
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新設される新・白樺荘,『南アルプス赤石温泉白樺荘』のお風呂は,循環式となってしまうらしい。 公衆衛生上様々な規制や措置が必要なのは分かりますが,この素晴らしい湯に塩素が添加されてしまうということに寂しさを禁じ得ません。

(循環式になるらしいという話は伝聞ですので間違いであるかも知れません。従前通りの加温・掛け流しであれば嬉しいのですけれども…。)

ここへ来るときはなぜか雨降りのことが多かったけど,この日も一日,雨,雨,雨。
白樺荘よ,さらば。
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2009年5月14日木曜日

51006km・夜のチョイ

またしても岬までホンのチョイ。

月のない,空気が冷たい夜だった。
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梅雨が来る前にシートの張り替えをしようかな。

1時間コースかなぁと思って出掛けたのに結果は90分コース。
よってコーヒーも無し。

あ~遠乗りしたいな~。

2009年5月12日火曜日

今日の物欲・チェーンルブ

某ナップスにて。
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消耗品を購入でごんす。

こんな907934002300-101[1] チェーンルブを購入。

YAMAHA謹製の【MEシリーズ スーパーチェーンオイル[ドライ](ホワイトタイプ)】ってヤツで,入量500ml,店頭価格1980円ナリ。

フッ素配合だから虫歯予防に最適。
さすが歯車も歯ブラシも作ってるサンスターとの共同開発商品!
(嘘です。でもフッ素樹脂は入ってマス。)

こっちの小さい缶の方は入量180mlで携行に便利なんだけど,1000円とだいぶ割高なので,大小それぞれの缶を両手に持ってしばらく考えてしまった。

「どっちを買うのが『本当の意味で』お得なんだろう…?」

ちなみに,ウェット・タイプはもの凄い低フリクション化を体感できるけどかなり飛び散っちゃうのが玉に瑕。用途によって使い分けろという事なのでしょうナ。

このルブ(ドライタイプ)はけっこう気に入っていて,今までずっと180ml入りを買っていたんだけど,今回初めて徳用を買ってみました。
チェーン以外の場所にも高粘度スプレーグリースとして使ったりもします。ギーギーうるさい門扉とか,キコキコ鳴く足踏みポンプのリンケージとか(笑)。

さて,帰宅してからハタと考えた。
今日はナップスに何を買いにいったんだっけ?

…あ,

点火プラグ買うの忘れたっ!!
(そろそろ交換時期)

2009年5月10日日曜日

50911km・週末のチョイ

落日に間に合いそうだったのでいつもの岬まで。
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その後,首都高湾岸線から中央環状と,東京をぐるり大回り。
料金所の係員が首都高の二人乗り禁止区間に不分明で困った。結局標識を頼りに走行。5号線で降りてそのまま真っ直ぐ帰るのもなんだかつまらなかったから,夜の散歩で再び岬へ。
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今夜は,月がその昇りからとてもきれいな夜だったけど,どうやらホントに満月だったよう。道理でいつもの岬にバイクが多かったわけだ。

缶コーヒーを一本飲んでから,『湘南国際サーキット』を右回りして帰路につきました。

2009年5月8日金曜日

エンジン異音~その2

結論から記せば,異音の発生源はEGヘッドでもジェネレータでもシリンダーでもクランクでもなく,カワサキ名物(?)のカムチェーンでした。

カムチェーンテンショナーを調整してからEGを始動したら,
「え?ホンダ?(笑)」ってほど静かに回った。

まずは一安心。
しかし,音は止めども少々気になることも。

GPZ900Rのカムチェーンテンショナー(後期対策型)はワンウェイ・ラチェットとなっていて「カチカチ」と送り込まれるプッシュロッドを内部スプリングが直に押し込むというシンプルな構造のオートテンショナーなんだけど,そのラチェットのノッチをどこで落ち着かせるべきか,すなわち,カムチェーンに常時与えるべきテンションはどれぐらいが適当なのか?という事が自分には判断がつかず。

普通に考えれば,マニュアルにあるとおりテンショナーのスプリングの張力に任せておけば良いんだけど,GPZ900Rはこのスプリング張力だけではチカラ不足となる場合があるのは有名な話で,「オートなんて言うけど,実際はセミ・オートだよ」などと揶揄されるほど。
新車状態ならそれでも良いようですが,ある程度各部が消耗した状態では,スプリングの張力だけでは明らかに不適となる場面があるようなのです。

だから,正規の方法でテンショナーを組み付け後クランキングさせてスプリングの張力によって適当なところまでノッチが進んだら,一度スプリングを取り除き,六角レンチなどの棒でプッシュロッドを直接手で突っつきながらクランキングさせることにより更に1ノッチ進めてからスプリングを再度組み入れるという,なんとも回りくどい調整法があるほど。(今まではこの方法で調整をしてきた。)

しかし,今回はこの方法ではプッシュロッドを押し込む際の小手先のチカラだけではノッチを一段も進めることができなかったのですわ。

そんなに馬鹿力で押し込んじゃダメなものだから,チト悩むわけです。

 

そこで,一度テンショナーごと取り外してから手動で『スプリングの張力のみで送られるノッチ数+1ノッチ』という状態を作って,それを再度組み付けて始動してみたところ,その状態で完全に消音したというワケ。

ところが,テンショナーの取付けボルトを少しづつ締めこんでいるときに一つ疑念が涌いたのですナ。
「これでは,ちょっと掛かるテンションが強すぎない?」

うーむ。
1ノッチ送るのでは送り過ぎのような気がするし(勘だけど),
しかし,送らないのではカタカタ音が気になる。
ノッチの間隔は測定してないけど,0.7mm刻みって感じで,けっこう大ざっぱなんだよなぁ。

0.5ノッチなんてハンパを進められれば丁度良さそうなんだけどそれは不可能なので,どっちの調整状態を採るかで迷ってしまったワケです。
カムチェーンスライダーの状態やその接触状態も気になるところだし…。マニュアルテンショナーを買うのではバカバカしい。

まぁ,あまり無理なテンションを掛けるのは百害あって一理無しだろうから,他に異音の原因があるなら兎も角,現状はこれだけだし…。
この程度の音ならある意味当たり前で,そのまま運用してても実害は無いっていう実績もあるしなぁ。

誰ですか?「この瞬間がカワサキ車だね…」なんて言うのは。^^;

しかし,どっちに合わせよう?悩ましい。
音はこんなもんだよと諦めてひとまずはそのままにして,あと1万キロぐらい乗ればストレス無く1ノッチ進められるかな。
しばらく様子を見ようかな。

2009年5月6日水曜日

エンジン異音

拙バイクのエンジンは,1年ほど前から「パタパタ」といった感じの異音が出るようになっていた。気にならなければ別に良いんだけど(良いんかいっ!),最近,ちょっとその音が大きくなってきたのか,乗る度に気になるようになってきてしまった。

そんなこともあって先日タペット調整をしたわけなんだけど,かなり面倒な作業をこなした割に症状は一向に改善せず。相変わらずどこかがパタパタ言ってるわけです。

乗車しながらごく大ざっぱに聞き分けた感じでは,エンジン左側(1番気筒側)のエンジンヘッド辺りが発生源のような気がするんだけど,まだちゃんとその発生源が特定できていないでいます。

日を重ねるにつれて気になって仕方なくなってきているので,近々しっかり診察したいなぁと思っているんだけど,今日も天気はあいにくの雨。

ということで,検証用にこんなのを作ってみた。

実際の異音のテンポは,1000rpm弱のアイドリング時で280BPMぐらいだったと記憶。そうだとすると,爆発・燃焼の間隔で異音が出ているということになりそうだから,点火系か,最悪はコンロッド大端部ベアリングやピストンスカート/シリンダーからの打音か…。

EG回転の上下にシンクロしてテンポが上下する異音なので,常時回転系で鳴っているのは確実。EGがヒートすると音が小さくなる傾向なので,バルブ周りかも知れないけれども…。
それなりの覚悟は決めとかないとなぁ。^^;

まぁなんだかんだ言ってバルブ周りかカム・チェーン周り(特にテンショナー)の辺りがやっぱり怪しいんじゃないの?なんてお気楽に構えていますけれども。
もしそっちだったら比較的対処が楽なので良いなぁって。

 

さて,「同じ様な例は無いかな~?」とインターネット検索をしてみて見つけた中で,特に気になったのが以下の質疑応答。
(ZZR1100のEGはGPZ900RベースのEGです)

http://www.bbb-bike.com/blog/index.php?ID=2051&cID=2
から引用。

車種名 = カワサキ ZZR1100D
年式 = 96年
走行距離 = 45000km

エンジン左側面から、異音がします。
「カタカタ」という種類の音ですが、エンジンの回転数と同調して早くなったり遅くなったりします。(ちなみに走行中にキルスイッチを切っても鳴るので、点火系ではなさそう。)
カムチェーンか、タペットの打突音だと思いショップに持ち込み調整をしました。
カムには若干のカジリは見受けられたものの、その他特に目立った異常はありませんでした。(結局カムチェーンテンショナーの交換と、タペット調整のみ)
それでも異音は収まらず、乗る度に気になって、大きくなってきたような気がします。
良く聴くと、ヘッドカバーより若干下の方から聞こえるようなので、オルタネータや、ピックアップコイル周りでしょうか?
何か考えられるケースはありますでしょうか?

■ダンパーカップリングが磨耗・劣化している可能性があります

ジェネレーターとエンジン側の間にダンパーが入っているのですが、そのダンパーが磨耗・劣化している可能性があります。
「ダンパーカップリング」という部品です。
その部品のヘタリによってカタカタと打撃音が出るので、そこの部品を交換してください。
ジェネレーターの奥にあります。新品に交換するとカタカタ音も止まりますよ。
ニンジャ系~ZZR1200のエンジンにはよくある症状です。

ん~,ジェネレータ(発電器ね)が発生源の場合があるとはちょっと盲点。
ってか,そんな事ってあるんだ?

そんなふうにちょっと疑問に思ったので『エンジン補器類にチタンボルトを奢るほどのメンテ狂』のともさんにも意見を求めたところ,「アクセスが楽なら清掃ついでに開けてみる価値はあるんじゃない?」とのこと。

確かに,小さなダンパーを交換しただけで異音が止まれば文句無し。
これが原因であって欲しいなぁ。(切実)

 

以下はカム・チェーン・テンショナーについての記述があったのでそのメモ。
ソースが2ちゃんねるだけどね(笑)。
しかしなかなか侮れませんから。

http://ton.2ch.net/bike/kako/997/997339745.html

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その後、カタカタはカワサキ車の持病とあきらめ
かけていた所、BIGMACHINEの忍者特集に、カムチェーンテンショナーのスプリングの へたりでカタカタが出ると書いてあるのを発見し、それを直す裏技まで載っていた ので早速試してみたら、嘘のようにカタカタが消えて忍者本来のヒュンヒュン言うに なり涙がでるほど感動しました。 その後もカタカタ言い出したらすぐ裏技で直し、 スプリングが限界に来たら新しいアッセンブリーを注文して直しました。 もし、忍者の異常なカタカタで悩んでいる方いましたらテンショナーをイジッて 見てください。

http://unkar.jp/read/namidame.2ch.net/bike/1213869614

カムチェーンテンショナー取付はキャップボルトを取り外してラチェットをテンショナー側に押し込んだまま取付、後からスプリングとキャップボルトを取付。
チェーン音が気になるなら上下の取付ボルトを少しづつ均等に緩め、ラチェットクリック音を1回聞いたら上下取付ボルトを締め込む。
緩め過ぎたらテンショナーをエンジンから外してやり直し

2009年5月4日月曜日

50376km・横浜でダラリ,お茶

(初稿2009/05/02 23:23)
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先ほど帰りました。
ボビーさん,ニトロちゃん,ともさん,ありがとうございました~。
いや~,楽しかったです!

(以下,後日追記分です。)

18:00。ともさんから入電。
「なになに?保土谷でお茶?」
GW連休で何処かへロングに出掛けてると思いきや,聞けば仕事明けだそう。19:30集合ですと伝えて,自分も18:30出発。

第三京浜・保土谷PAで落ち合って。
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桜木町方面へ河岸を替えます。
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ニトロちゃんとボビーさんは同車種のZEPHER750。
しかし,ナゼか別車種に見えます(笑)。
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桜木町から大桟橋方面へ。
  DSCF0370

やって来たのはJack Cafe。
こうやってブラッと乗り付けられるお店は,貴重。大切にしないとね。
(写真車両後方にポニー馬車)
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夕食が未だの人にはハンバーガーが人気。
大小ありますが,小サイズでもハンバーグは100gサイズ。
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お皿に具が載っていて,自分で組み立てる方式。
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バンズはフランスパン。
がぶりといっちゃって~!
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自分は昨日の残りのカレーを胃袋に片づけてから来たので,日替わりケーキのケーキセットを注文。見た目は地味だけど,侮れない美味しさのケーキ。
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コーヒーを飲みつつ,お喋りしつつ。
親バカ丸出しで自他の車両をじろじろと愛でつつ。
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ボビーさんのバイクは「新車です」という嘘が通じそうな輝き。
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歩道上は駐車禁止ですよ。念のため。
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いつも怪しい美しさを放っているともさんのCB750(手前)と,ニトロちゃんのZep750。
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外席が気持ち良い陽気の夜。
Jack CafeはWestよりもEastの方が好きかなぁ。
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夫々がコーヒーを一杯ずつお代わりしたあと,再び河岸を替えて。

山下公園前を素通り。
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そういえば,開港博なんてのが始まってるんだよね。
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隠居中のマリンタワーもお祭りに引っ張り出されてライトアップ中。
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そして,ベイブリ渡ってやって来たのはこんな所。
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ニトロちゃんはおもむろにキャブの調整を始めました。
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そして,試乗会(?)の開催~。

まずはボビーさんが,ニトロ号に!
モリモリとチカラの出ているポンコツ車(失礼w)。
ムリッ!とアクセルひねるとフロントがポッと浮くという,スポーティーなナナハン。
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たとえシフトペダルのネジがちょっと緩んでいようとも(笑),
FCR装着車のパワーの出方はやっぱり魅惑的。
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続いてボビーさんはshin号に。
なんでもGPZ900Rはボビーさんの「憧れ車」だったそうで,それならばぜひ一度お乗りいただきたく。
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しかし,乗車直後にボビーさんの顔が軽く引きつるのを見逃しませんでした(笑)。
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shin号はアンコ抜きシートで「アホか?」ってほど足つきが良い車両ですが,ハンドルの遠さは定評のある車種ですから,長身のボビーさんでもこの通り。(上体の姿勢の作り方にコツがあります。)
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他人様の車両って,時にとても乗りにくいですが,
特にshin号は人一倍ボロイのでね…。(自虐)

乗車中のボビーさんの「な,なんだコリャ!?」という表情が見れて,オーナーとしては妙に満足したのでした。
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そしてニトロちゃんはボビー号を試乗。
乗車直後の感想は「全てか軽くてスムース!」だそうで,
スロットル・グリップの軽さなんてのもある意味エンジン性能のひとつですナ。

ニトロ号もボビー号も,オーナーの好みの良く現れてる車両ってコトなんでしょうか,みていて楽しいです。
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しかし,とも号に試乗させてもらうんだったなぁ…。
ベア交換直後だったそうだし,練習場や試験場で何度も乗った車種なので,とも号のその変態具合(誉め言葉)を体感すればよかった。

22:00頃お開きに。
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再び第三京浜まで。
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ありがとうございました~。
またダラッと宜しくです!