腰越で,再びバイクに跨ろうとした時に,不意に,何故か盛大に泣く。
たぶん,寂しくて。そしてやっぱり,今さらながらに無念で。
最後に話した電話のことを,ありありと思いだしたし,先日突然に亡くなってしまった古閑さんのこともあって尚更なのかも知れないけど。
悔しい。
今年は綱島までは行けず。
時間切れ也。Tさんはしきりに誘うんだけど,僕はいつも通り遠慮なく断って,腰越からR134を西へ向かう。
辻堂を越え,弾丸ストレートでUターンしたら,ちゃんとメーターが振り切れるのを確認。
片瀬漁港で缶コー。
江ノ島が真面目に橋の夜間規制をやっていて入れなかったのでね。
「この辺も色々変わったよね」なんてひとしきりお喋り。
こうして,僕らはいつだって,春夏秋冬バイクに乗って,夜な夜な出掛けてはタバコとコーヒーを飲みながら,とりとめもない話をしていたんだ。
何故か,とてもよく覚えている。なんでだろうね。
漁港を出て,ユーレイのTさんとは龍口寺前で別れる。
今日はTさん,サラッと離れてった。
僕は左折してモノレール・ラインへ。
ボ・ガンボスの「トンネル抜けて」の替え歌を歌いながら帰る。
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