やっとできた。
今だから告白できるけど,そもそもね,酷い状態だったのです。
以下,衝撃写真(?)につき,クリック注意。(別窓で開きます)
でも,これ,自分で組んだキャリパーじゃないのよ。
(一応,自分の名誉のために言っておこう。)
兎にも角にも,見た目にも強烈な状態なので,ピストン・シール交換がかねてより懸案だったワケです。
なかなかバイク屋さんに行く時間も取れないので,結局自分で作業することに。
圧搾空気を利用できる環境にはないので,正攻法(?)で片側の半分ずつ交換することにしました。
こんな具合にシャコ万(100円ショップで購入)で反対側のピストン2個を規制して,2つのピストンをなるべく均等に,かつ,目一杯まで出現させて,
このぐらいまで出すと,乳歯が生え替わるときみたいにグラグラ動かせる状態になるので,「ズッ」とエアを少々噛ませると,ポロリとピストンが抜けました。
んで,圧力規制下から逃れたもう1つのピストンも,ズルッと抜くことができました。
そうやってピストン2個を抜いたら,ダストシールとオイルシールを取り除き,シールをセットする溝に溜まった凝結ダストをこそげ落として,シリンダーをブレクリでザッと洗浄。(オイルラインになるべく入り込まないように,上から下に洗い流す様に洗浄。)
前オーナーか誰かが無理矢理プライヤーか何かでくわえたらしく,ピストンのエッジ付近には少々深く傷が入ってしまっており,メッキの傷んだ場所から腐食が始まっている。これは真鍮ブラシで磨いた後に耐油ペーパーで表面を修正。(前回のOH作業者は,酷い作業者だったようだ。)
ブレーキオイルを組み油にして,向き(分かり難い)に気をつけてオイルシール,ダストシール,ピストンを組み込み。
そこからは普通にエア抜き。(大凡は注射器で吸って行った。)
そして,上記作業を4回繰り返して終了。
めんどくさぁ。
でも一応完了できたから,まぁいいや。
エア抜きがどうにもうまくいかず,某ガレージに泣きつこうと試運転がてら訪問したのに,あいにく社長は店のツーリングで不在。
なんでも福島へ行っているらしいが,雨に祟られているらしい。
メカさんも店じまいモードだったので,本日は作業依頼せず帰宅。
エア抜き,ヘタだなぁ,自分。
どうやったらカッチリ・ブレーキになるのかな。
6 コメント:
おつかれさまです!
今度教えてください!
よろしくお願いします!
&ツーはいつでもOKです!
>kouさん
ん~,セオリー通りのものなら教えられるような気がするけど,でも実際,自車のブレーキは激甘な現状があるわけで,命が惜しければキチンと整備しましょう(笑&意味不明)。
ツーリング行きたいですねぇ。
しかし,この秋,自分はちょっと時間が取りにくい感じです。紅葉を愛でに行きたいと思ってるんですけどねぇ。
これは確かに衝撃です。凹みますね。
それに、相当頑固なピストンだった様で。
しかし、こうして他人様のやり方を色々見てると、参考に成ると同時に自分のやってるOH法が正しいのかどうか不安に成りますわ。
さて、これからクランクシール交換の続き、やっときます。。。
>kanarieさん
>>自分のやってるOH法が正しいのか
>>どうか不安に成りますわ
一つ言えることは「僕のやっている方法は正しいとは言えない」という事でしょうか^^;。
それが証拠,エアがきっちり抜けません。
エア抜き方法のどこかに拙さがあって,全量が抜けていないようです。どうしたものか。
クランクシール交換,頑張ってください~。(こんな秋晴れの好日に(笑))
エア抜きと言えば、キャリパをプラハンマーで叩くって方法はお試し済みっすか?
shinさん程のお方なら、もうご存知とは思いますが。。。。自分が最近知っただけの浅知識ですが、目から鱗もんでした。
>kanarieさん
プラハンを持っていませんので(爆),ドライバーの柄でコンコンとしたことはありましたが,多分それでは全然生温かったのでしょう。ありがとうございます。もう一度キチンとコンコン叩いて抜いてみる必要がありそうですね。
キャリパー内かホース分岐内のどちらか,内部の凹んだ部分にエアが滞留しているような気もしています。
とにかくものぐさせずに,ちゃんとひっくり返したりコツコツ叩いたりしながら抜かないとダメなんでしょうね。
(昨日バイク屋さんに泣きつこうと電話したのですが,夜7時近かったため「今日はもう閉めちゃったよ~」。)
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