某タカハシさんから車検上がりの連絡をもらっていて,無理を言って夕刻に納車してもらった。
ありがとうございます。ありがとうございます。
で,いつになく綺麗に回るアイドリング。
吸気音とカム作動音,カムチェンのノイズまでもどこか軽やかに聞こえる,カラッと澄んだ秋の空気の中,第三京浜を好調に走行。
ニトロちゃんとともさんとラーメンを食べに行く約束をしたのだ。
120km/hぐらいで流れに乗って,直列4気筒ならではの極上疾走感を実感しながら多摩川料金上に至る。
ETCゲートをきっちり20km/hでくぐり抜けたら,当然のように全開加速。
うむ。過去最高の吹け具合。(セッティング,微調整してもらいました。)
はっきり言って,このバイクに乗り始めて,今日が一番調子良いと思う。
ま,実際はあちこちだいぶ草臥れているんだけど,そんなふうに思える程の調子の良さ。
で,多摩川の橋の上で最高速付近から左にウインカーを出して多摩川出口から環八に合流。
この交差点は「止まれ」だからもちろんキッチリ一時停止。
で。ん?
あれれ??
EGがなんだかバラバラと不等爆な模様。
こりゃ,異常だとすぐに気付いた。
偶に陥るガス欠症状かと思い,ひとまず無理のない程度のゆっくりとした加速をして環八に流入。
信号をいくつか通り過ぎた頃,こりゃダメだと停車を決意。
イグニッションを切ってEG停止。
もう今日はこれで始動できないかも知れない,と一応覚悟を決めて,すこし明るい歩道橋下に停車させた。
グローブをはめて,1番から順にエキパイを触診してみる。
すると,4番だけ他よりもだいぶぬるい。
どうやら死んだのは4番らしい。
ガラガラとメカノイズがいつもより大きく感じたので,ジェネレータのドライブチェン・テンショナがダメになったのかも知れないとも思ったけど,こりゃどうもやっぱり4番死亡っぽい。
ひとまずニトロちゃんに電話。
「多摩美の先でエンコしたから遅れるね。」
そして某タカハシさん電話。
症状を伝え,確認事項の教えを請う。
「ん~,ブロー?ピストンに穴空いたとか?^^;」
タンクを降ろし,車載工具でプラグチェック。
幸い(?)ガソリンで濡れた形跡無し。
プラグキャップにはめ込んで,EGブロックにアースしてセルを回すと元気な火花がバチバチ飛ぶ。
3気筒で嫌々回るEGを空吹かしすると,右のエキパイから薄青色の白煙を吐く。生ガス臭い。
嫌だなぁ。
ガソリンコックの不良によるガス欠なども疑われたので,コックをPri位置にして試運転するも,症状に変化無し。
結局,某タカハシさんがトランポで駆けつけてくれることとなり,しばらく現場で待機することに。
道の向かい側にローソンがあったので,そこでトイレを借りて,ホットの缶コー。
バイクの側に戻って,路傍に腰掛けてコーヒーを飲んでいたんだけど,妙にガソリン臭い。
さっきキャブのドレンから4番のフロートチャンバのガスをウェスに含ませて捨てたから,それが臭っているんだと思っていたけれど,見ると,自車の下にガソリンがタラタラと滴っているではないか。
こりゃマズイ,ということでコックをON位置に戻して漏れるガソリンを止め,その時初めてオーバーフローを知る。
某タカハシさんに架電し症状を伝えると,「ゴミが取れちゃえば元通りだけど,取れるかなぁ。」
そうだよねぇ。
しばらくして,ともさんとニトロちゃんが登場。
程なくして某タカハシさんも到着。
で,ひとしきり弄られ,詰られ,馬鹿にされ,面白がられて冷やかされた後,某タカハシさんの的確な症状チェックにより,不良は4番のオーバーフロー,すぐの回復(フロートバルブからの異物自然除去)は不可能と診断される。
はぁ~。せっかく調子良くEG回ってたんだけどなぁ。
残念無念。もっと運転したかったよ。
GPZをトランポに積み込んだ後は,道向かいのラーメン屋昌龍でみんなでご飯。
切ない味のラーメンでした。(てか,予想以上に美味かった。)
ラーメン後,ともさん,ニトロちゃんと別れて,某タカハシさんのトランポで自宅までお送りいただく。
あ~情けない。
GPZは再び入庫。
某タカハシさん。いつも色々スミマセン。。。。。 ヨロシクお願いします。
面白がられてニトロちゃんにパシャパシャ写真を撮られていたみたい。
後で送ってねと頼んでおいたから,送ってきてくれたら追記で貼り付けよう。。。
(追記)
ニトロちゃんが写真送ってくれたのでエンコ記念貼付。
Dr.DJのアイドリングチェック中。
「あ,こりゃダメだね。諦めヨ。」
大人しくドナドナして頂きます。悔しいのう。
ともさん,ナゼか orz のポーズ中。
なかなか美味しいお店でした。
こんど富士いこうね>ともさん,ニトロちゃん