現在,7000キロほど使用。
最初のインプレはこちら。
3000キロ時のインプレはこちら。
相変わらずグリップが良い。で,やはり,ツーリングタイヤとしては減りが早く感じる。といっても,夏場にもそこそこ元気良く走って,春から7000キロの使用で下の写真のような状態なのだから,ツーリング・スポーツというカテゴリーのタイヤとしては素人が文句を言うべきレベルじゃないと思う。
また,消耗を意識しだしてからはちょっと摩耗の進行が遅くなったような気もするので,ちゃんと優しく乗れば消耗はずっと少なくなると思います。
フロントは若干段減り傾向だけど,ハンドリングにそれほど大きな違和感は出ていません。もっとも,履き始めの頃から比べるとやっぱりダルになってきてる印象。バンクに対してちゃんと蛇角がついてこないような感じ。でもそんなに大した違和感はなく,というか,この程度の変化なら十分満足。
この調子で大事に乗れば,10000キロ以上は乗れそうかな。
(少し段減りしてますから,ショルダー部のスリップサインは甘い基準で読むとして。)
リアは相変わらずとても良い感じ。
フロントに比して減っていません。
全体的な印象として,フロント,リアとも,総じて満足しています。
まぁ,自分の使い方・乗り方からすると,もうちょっとグリップ力を落としてでもライフが長いと嬉しいとは思いますが。しかし,これだけのグリップ力でこれぐらいの消耗しかしないのなら,もう十分に優秀だろうナァと感じますし,HMSで採用されたらしいという話しもさもありなんという感じです。
ただ,先日のツーリングでちょっと気になるところがあったので,一応それを記しておくことに。
状況としては二人乗りで高速道路を巡航。乗車員の体重は合計100kg程度と軽い方。気温10℃前後の中,時速100キロ前後で1時間ほど走行の後のことです。
(空気圧(冷間)F:2.4kg/cm²,R:2.7:kg/cm²)
サービスエリアへ休憩のため立ち寄った時に,トレッドセンターに細かなタイヤカスが着いていることに気付きました。
(5ミリ程度の細長いもので,トレッド横(水平)方向にほぼ整列していました。付着の間隔は不等。)
これはサラサラ・ホロホロした感じであり,ペットリと溶けて削れてゆくハイグリップタイヤに良くあるアブレーションとはちょっと違った感じで。まぁ,消しゴムカス程度で,このタイヤならこういう状態になっても不思議じゃない気もするけどこんなもんかなぁ…,でもこれではセンター減りが激しそうだなぁ…,と。
このようなものは自分は初めて見たトレッド表情だったので,ちょっと気になってメモしておく次第です。
で,次もこれを履くかと問われたら…。
今のところ,もうチョット考えます。
(なんせ高いんだよねぇ)
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