2009年6月15日月曜日

振り分けバッグの取付ベースを作成中(思案編)

先日オークションで購入した振り分けシートバッグ。
あいにく車載用の具材,いわゆる『取付ベース』がありません。

取付ベースのない振り分けバッグは柄のない傘のような物ですから,無いモノは作らなきゃいけません。
そこで,ざっと仮組してみました。

部材は全て東急ハンズで購入。
必要品をかなり適当に見繕っているので,少々不足品や過剰品が出ちゃうのは仕方ない。勿体ないんだけど。
なんだかんだで1500円ぐらい掛かったかな。でもオークションの売主さんが価格を500円ディスカウントしてくれたから少し助かった。
CA390029-1 

バックルはバッグ接続用に,♂のみ使用。
アジャスト・ユニクロと(普通の)ユニクロ,それとDリングを少々。
サイズは全て30mmのもの。

ベルトは,平ゴムベルトとナイロンベルト。長さはそれぞれ1mと2mずつ。
CA390033-1

最初は全部ナイロンベルトで取り繕うと思ってたんだけど,ラフロのカタログを見て,なるほど一部にゴムを使用するのが良いな~と思った由。
無題

(画像はROUGH&ROADのデジタル・カタログよりキャプチャーしたもの)

いったい既製品がどの様な取付方法を採っているのか詳細が解りませんので,ここは無い知恵を使って。

バッグ本体の脱着やタンデム時などの使い勝手重視ですが,なにぶん初めてなもんで,やってみないとソコんところがドーなのか良く分かりません。

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基部となる固定ベルトの取付

で,早速,その辺に転がってた靴の空き箱をシートに見立てて仮組みをしてみます。

まずはシートに固定するベルト(実際には前後2本設置する予定)から。
CA390030-1

このベルト,バックル留めにするとバックルががさ張るのでシンプルなユニクロ留めにしてみたんだけど…。
平ゴムベルトはとても滑りが悪いから,テンションをかけた状態で締め上げて固定するにはちょっとしたコツや工夫が必要。
一言で言うと,メンドクサイ。

基本的にこのベルトは一度取り付けてしまえばあまり動かす部分ではないので脱着の利便は度外視できるけど,それでもやっぱり取付けしやすい方が良いに決まってるわけで。
バックル留めでパチン!とテンション掛けるか,ユニクロ駆使してグリグリとテンションを掛けるのか,どっちらの方法を採用すべきか悩ましところです。
(もしバックル法ならば2ヶ追加しないと足りない。)

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バッグ取付用ベルトの取付とその固定方法

さて,ひとまず基部となる平ゴムベルトは取り付けられたという前提で,バッグを取り付ける(ぶら下げる)ためのベルトを取付てみます。

シート座面上にはこういう部材だけが(実際には前後左右4ヶ所)ある状態。
CA390031

平ゴムベルトの伸縮率とナイロンベルトの伸縮率は雲泥の差だから,これを強固に結合するのは無理。
そして,実使用時にナイロンベルトに直角方向(すなわち車体進行方向。例えばブレーキング時など。)の力が加わった状態で,平ゴムベルトがナイロンベルトの動きを十分に規制するような構造にする必要があるから,どうにかこれら2本の素材が異なるベルトを“結合”させないといけない。

そこで,ユニクロを用いて単純に重ね合わせて固定する方法と比較してみた結果,D環を用いてただそこに通しただけの,ある程度ルーズな結合状態で用いるの方が具合が良かった。

これ,思うに,ユニクロによる結合は結合部分においてはナイロンベルトとゴムベルトのズレがどこにも吸収されない留め方だから,ゴムベルトの一点に力が加わる事となり,ユニクロ付近のゴムベルトがビヨーン!と伸びてしまうのだろう。
対してD環に通すだけの方法は,ゴムベルトの”面”でナイロンベルトを支持する様な格好となり具合がよいようだ。
(見かけはズルズルだけど,これが意外としっかりしてる。)

つまり結局,“取付”と言っても,適当なところにD環を座らせて,そこにベルトを通すだけなんですナ^^;。
他愛ないのぅ。

こんな感じね。分かり難いかな。
(エンピツは仮想の車両進行方向を示したつもり。)
CA390032

これが左右の一端で,反対側にも同じようにD環を通したベルトの先にバックルが付いて,これらのバックルにパチン!とバッグを取り付けるという算段。  

ひとまずはこんな所ですが,なんもかも,ちゃんと実車で試してみないと意味がない。
でも,取り付けてみたら,きっとその状態で試運転もしてみたくなるだろうし。
いつできるかなぁ。

6 コメント:

kou さんのコメント...

思作?試作?って楽しいですよね!

オーストラリア、主にケアンズで色々
ためしました!
ジェリカン懐かしいなぁ・・
って、一緒に帰国して今は、富山の
お師匠様の家に。。

やす さんのコメント...

モトフィズ純正ベースも、シート下側ベルトはゴムでした。左右ズレとか、ベースだけ残しには有効でした。

でも私の使用時は、後部座席上にテント積んでショックコード掛けるのでずれることはありません。つまりゴムベルトは不要。

縫製強度さえ保てるなら、ナイロンベルトを2個のバッグに縫っちゃうのが、シンプル&お尻に優しいのかと。ベルトじゃなくて縫製が長く取れる帆布なんかでも良いのか?

USアーミーみたいな振り分けバッグになっちゃいますが。

kanarie さんのコメント...

やっぱり骨欲しいですよねぇ。
私も逆ハの字になるのが嫌で仕方がなかったんですが、また時間取って水平垂直にしたいですわ。

実際のとこ、シートに付けると全然違っちゃうんで現物合わせで振り出しに戻る。です。
前回身にしみました。

shin さんのコメント...

>kouさん
 オフ車の「本気」の積載はいろいろと苦労があるようですね。それに比べれば「ぶら下げる」だけですので気楽なもんです。

 携行缶,持ち帰ったんですね。さすがに国内では登場の機会が少なそうですが…,あ,レースには良いかも^^;。

shin さんのコメント...

>やすさん
 ん~,一応,現場(っていうか出先ですね^^;)での脱着が容易になるようにワンタッチ性は残しておこうと思います。
 部品の間取り的には,ベルトにゴテゴテと取り付けられた金具類を避けて着座できそうな感じですので大丈夫かな~と。
 お尻は鍛える方向でなく,サイズダウンする方向ですね^^;。
(レイアウト的に可能ならば,シート下からの取付も考えています。もっとも,さすがにマフラーに届いちゃいそうですけれども。)

shin さんのコメント...

>kanarieさん
 バッグ単品では座りが良さそうな感じですが,これにいろいろほうりこんでいくわけですし,やっぱり「逆ハのっちゃう」んでしょうかね…。
 キリがないので,欲張らずに適当なところでオトシマエを着けるつもりでいます。

 バッグ上部は今回のような感じで,ひとまずはぶら下げてやることができそうですが,バッグの「ハの字方向」の規制ための方策が一番の悩み所です。
 シートカウル下部からシートの上端まで比較的サイズのある車種ですので,調整次第でソコソコいけそうな気配ですが,こればっかりは試してみないとナンとも。
 
 兎にも角にも,現物合わせと試運転を早くやりたいですね~。
 時間を見つけて少しずつ進めていこうと思います。