2010年4月9日金曜日

(追記有り)休日値上げの高速新料金、首都圏でも戸惑い(…だって。ホントにそう?)

赤字は僕が加筆しました。
僕は必ずしも今回の新料金体制案を支持してはいませんが,引用元記事があまりにも片面的な評価に偏っていると感じたため,ちょっとバランスをとってみた,というわけです。

元記事は,こちら。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100409-00000718-yom-bus_all

休日値上げの高速新料金、首都圏でも戸惑い4月9日15時26分配信 読売新聞

6月から実施される高速道路の新しい上限料金制度が9日発表され、乗用車の「土日・祝日上限1000円」が「毎日上限2000円」に変わることになった。

不均衡の是正へ舵取りがされた。

既存の割引が廃止となり、多くのドライバーにとっては実質値上げ。利用者からは戸惑いの声が上がり、関係者からは「平日の休みが取りにくい現状では意味がない」との見方も出ている。

しかし,平日が定休日の人からは喜びの声が聞かれる。。
また,既存の割引の恩恵を受けることがなかった非ETC搭載車を使用している人や,物流業界には朗報である。

高速道路の料金は通常、料金所利用料の150円に、走行距離1キロあたり原則24・6円を加算する仕組みだ。例えば、東名高速・東京―御殿場インターチェンジ(IC)間は通常料金が2500円、自動料金収受システム(ETC)搭載車向け割引などが適用されると2100円。1000円高速導入後では1450円(ETC向け)だったが、新制度では2000円となる。平日は100円だけ値下げの恩恵を受けるが、休日は逆に550円の値上げとなる。 しかし,平日は,現行の通常料金と比して500円の値下げとなる。

東京―名古屋IC間では、通常料金が7100円(ETC割引は6450円)。1000円高速導入後に1750円(ETC向け)となったが、新制度では2000円に値上がりする。 が,通常料金と比して5100円もの値下がりとなる。

さらに、利用率が約8割に達したETC向け割引のうち、平日昼間の3割引き、夜間5割引きなどが廃止となる。 これによって,ETC搭載の有無という一事によってのみ生じていた利用者間の過大な不均衡が,ある程度是正されると評価できる。もっとも,利用時間帯の拡散効果は少々薄れるかもしれない。

首都高はこれまで、走行距離に関係ない「定額料金制」で、東京料金圏は一律700円だったが、新制度では「距離に応じた上限料金制」に変わり、500~900円になる。高井戸―三郷間では、新料金制度で900円と値上げになる。ただ、自治体の同意が必要で、実施は早くて年末になるという。 これは相当以前から議論に上がっていた料金体系であり,既に現在まで定額制で運用されてきているため,従量料金制に不可欠な入出場の記録の運用がどう行われていくことになるのか注目される。(cf.首都高X

神奈川県海老名市の東名高速・下り線の海老名サービスエリア。新料金制度に、夫婦で静岡県伊東市へ旅行に向かう途中という千葉県習志野市、無職武井幸則さん(63)は、「政権交代したからといって、わずか1年余りの間にころころと料金が変わるのはおかしい」と戸惑った様子。主に都内と神奈川県を行き来するという建設会社経営の男性(53)は「あまり得はない。通勤割引などもなくなってしまうなら残念」と話した。

一方、歓迎する声も。東京都板橋区の無職菊地克昌さん(66)は「休日の渋滞が減るのでは」と喜んだ。
また,神奈川県のshinさんは,「諸々の事情でETCを付けられなかった自分のオートバイでも,高速道路を利用して遠方へ行き易くなりそうですね!平日が休日のサービス業の友人達も喜んでいます。ここ1年,休日の朝の高速道路渋滞は異常なほどでしたし,是正の動きとして歓迎できます。」と語った。

新制度の目玉は平日が割引対象になること。しかし、実際は、日本で平日には休みを取りにくいのが実情だ。 もっとも,今まで休日に働いてきた人達には朗報だ。

観光庁によると、年休取得率は、英国などがほぼ100%、米国が70~80%なのに対して、日本は47・4%(2008年)にとどまる。旅行会社の担当者は、「『得をした』と思える人が増えるかどうかは、今後の平日の休日の取りやすさにかかっている」と指摘。労働組合幹部も「休暇を取りやすくならなければ、平日に高速道路で遠出する利用者は増えないだろう」。

一方で,物流関係者は,「土日休日の渋滞の拡散も期待できますし,物流実費が確実に下がるので,利益率がアップします。嬉しいですね。」と語った。

経済政策が家計に与える影響に詳しい小方尚子・日本総合研究所主任研究員は、「これまで近距離しか使わず『料金が倍になった』と感じて高速道路の利用をやめる人は、新たに平日に高速利用を始める人を上回るのでは」とみている。ただ、「土日・祝日の渋滞はある程度緩和されるのではないか」とも予測した。
それをエコと言って喜べるのが本当のエコロジカルというモノだ。購入時に高いエコ・ポイントが付与されたハイブリッド車だって,走行すればするほどCO2を排出することに変わりはない。

2010/4/11 追記

新・高速料金制度のまとめ

↑が非常に良くまとまっています。
さすがユッキー。皆の嫁。

7 コメント:

eno さんのコメント...

自転車ならかなりエコですよ~♪
ただし遠くには行けませんが・・・

やす さんのコメント...

遠くは自転車+電車=輪行で行きましょう。

トラフィック分散の観点から、高速料金は
平日割安にするべきなのではないかと思います。

shin さんのコメント...

>enoさん
 自転車にエコポイントが付かないのが不思議でなりません。
 付与されたポイントで障害保険に加入できたりすれば素敵だな~なんて思ったりするんですけどね。

shin さんのコメント...

>やすさん
 輪行袋。昔持ってましたが,自転車と一緒に処分してしまいました。

 ホント,平日割安の体系が妥当だと思います。レジャー促進して増加する内需なんて,たかが知れてますもん。

さんのコメント...

やっぱ平日ってところが良いかもな。

車で行く遠方貧乏ツアーの時などは、休日が安いからとの理由でそれがツアー日程の核になってるからなぁ。。

そして平日のイベントは人が動かないと辛くなるわで、すべてが休日にしわ寄せがくる。

僕らも、お客さんも、全然「休日」じゃないよね~

shin さんのコメント...

>剛さん
 平日ってのが,今まで割引の恩恵を受けることが少なかった人にはやっぱり大きいだろうね。

 ツアーの固定費,圧縮できるね。
 その分増幅できるのは何費?(笑)

さんのコメント...

ギャラー(笑)