はい,これをamazonで買いましてん。
またしても新古本。やはり安かった。
以前,同著者のライディングの科学って本を持ってたんだけど,ずいぶん前から某ザキに貸したままになっちゃって既に時効が成立。あれは今ドコにあるんだろう?
久々にこの類の本を眺めてみましょってんで後発の本書を購入。
(記述は本書の方が表現が易しく,いくぶん解りやすいかも。)
こういった事柄を頭で解るのとそれを実際に実践できるかどうかというのは大違い。まぁその辺も含めてこの世界は面白いわけで。^^;
内容は,ま,あれです。
ざっと眺めたところ,相変わらずの深い考察と実証,そして経験に裏付けられた大きな自信に基づいく潔い記載で"グリップ感の高い"記述が満載。よくまとまっていて意外と解りやすい。
しかしなかなかに複雑な世界ですから,「あれ?この場合どうなんだっけ?」ってチンプンカンプンになっちゃったときの参考書として,こういった本は時にとても頼りになります。
「ま,そういった諸々の理論的なことは,走り出しちゃったらカンケー無いんだけどね!ナハハ!」っていう著者の明るいノリが,この分かり易さの源なのかも。
4 コメント:
同著者の「コーナリングを科学する」ってタイトルに惹かれてDVDを買った口です。
その中でご本人が「今までの自分の理論は間違ってたんじゃないか」と言うことに気づいた。なんておっしゃってますが、そんな事を言われてしまうと、今までを信じてきたヒトは大変だ。と感じてしまいました。
>kanarieさん
>>ご本人が「今までの自分の理論は間違ってたんじゃないか」と言うことに気づいた。なんておっしゃってますが
ありゃりゃ,穏やかじゃないですね^^;
でも,どこをどう間違えていたと思うに至ったのか,そしてなぜそう思うに至ったのか,そういった点が詳らかにされているならば,別にどうということも無さそうな気もします。
こういった類の話はもっともらしく大嘘が書いてあることが意外と珍しくありませんし,表現が異なるだけで言ってることは同じなんて事も多いですよね。人それぞれの部分も多いですし,話半分で「へぇ~そんなもんですか」って感じで接しているのが良いのかも知れません。
しかしこの著者は肝心要の箇所はワザと難しく書いている気がします。イジワルなのか親心なのか…。^^;
ものを書くライダーには面白い人が多いですね。
鈴鹿ツインで、この方のプチ講習なる物を
ちょっと聞いたのですが、なかなか解らな
いです。
内容は最もらしいんですが、現地で走って
る人みると、私の知ってる回りには理論
なく走ってる人もいるんですよね。
一体、どーなんだか。
>おいちさん
どーなんでしょうね^^;。
僕はこの手の話が結構好きですが,実際にバイクに乗るのに役に立つかというと,それほど役立っていないなぁと思います。
ただ,自分がおぼろに「こういうことなのかなぁ?」と思っている「バイクの乗り方のアレコレ」というのが実証的に語られていて,あぁやっぱりそうだったんだと合点したり,やっぱり違ったのかもと安心したり,そいういった検証材料の一つとして相当程度は役立っていると言えるように思います。
そういった意味で,この筆者の展開する理論が説得的なのは嬉しいですね。
(文系なので理系に言いくるめられるタイプです,ハイ。)
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