2016年1月3日日曜日

104070kmぐらい・夜のチョイで走り初め

元旦から夜走りに。
気温は8℃前後で,まあ寒いっちゃ寒いけど操作に支障のでる寒さじゃない。

プラッと出かけたんだけど,稲村ヶ崎のセブンイレブンでコーヒー(セブンイレブンのが好き)を飲んでたらちょっと足を伸ばしたくなって城ヶ島まで。

 いつもの湘南国際サーキット(自称)から衣笠方面へほぼ直線の道を走行中,エンジンを触って暖をとっていた左手をハンドルに戻した瞬間,歩道のガードレール下から自車の左前方下部(!)に向かって来る薄茶色の物体が!

 「あ゛ぅ゛っ!!」という声にならない声を発しながらグッとハンドルを握る手に満身の力をこめた直後に「ビズッ!」という衝撃がフロントフォークから伝わってきて,一瞬ハンドルが右に蹴られたように切れる。
 祈るような気持ちで構えたが,幸い自車の進路に影響はなかった。

 速度はそれなりのクルージング・レンジ。しかい接触が浅かったようでハンドルが一瞬取られた以外には何事もなく終わった。
 フーと息を吐きながら減速して振り返ると,気の毒な野生小動物が道路に横たわっている様に見える。こういう場合,どこに通報するのが適当なのだ?などと考えながら最寄りのコンビニPで車体の損傷をチェック。傷や汚れ一つ見つけられず。
 最悪の元旦になってしまった相手の小動物に大変申し訳なく感じる。こちらの気分ももちろんブルー。

 その後は,いろいろ考えながら走るとアブナイので気持ちを整理しながら走行。
 いや,本当に小動物には可哀想だけど,この手の不幸は運転(特に夜間の)をしていればいつかは遭遇するのだ。
 今まで幾多の野生動物の命を奪わずに回避してきた事を思いだして,今回の接触の結果を(自分なりに)納得できるように,混乱した感情を少しずつ解きほぐしていく。

 思えば(野生動物と)バイクでの殺生事故(?)はこれが最初ではない。
 1回目は昼間,山間の里道を流していたときに,左カーブの出口付近で路上の獲物を捉えた直後と思しき猛禽類(ノスリかトビ)からのストライクがあった。これはもう5年ぐらい前か。そして今回で2度目となってしまった。

 野生動物は動くこちらに自ら突っ込んでくることがあるから,(言い訳がましいけど)一定程度は不可避と考えざるを得ない。しかし相手が小型のものではなくて中型~大型の野生動物の場合,あるいは小型でも接触部位と角度によってはこちらも相当のダメージを負うから,その結果,重大な自損事故になり得る。
 実際,夜間に山間部を走るときは少なからず接触を想定するから,どんなに見通しの良い道でも怖くて速度が出せない。(伊豆辺りを夜走っているとシカ,イノシシ,タヌキ,ウサギetc,様々な野生動物を見かける。)

閑話休題

 一応の目的地だった城ヶ島で缶コーしていたら野良猫がニャーと寄って来た。
 先ほどハンドルから伝わってきた小動物の質量感がまだ手に残っていたから(仲間を殺したニャー?)って言われたようでもの凄く気味が悪かったけど,心を鬼にして「さっきは本当にごめん。しかし猫や,いきなりこっちに向かって飛び出すな!ありゃ絶対に避けられない。僕は君に殺されるわけにはいかないから避けなかったのだよ。許せ。」と心の中で彼に話しかけたのだった。

2 コメント:

クロ さんのコメント...

明けましておめでとうございます!

走りはじめの出来事としてはちょっとブルーですね。。
私も二輪ではまだ未体験ですが、四輪では何度か経験があります。
あまり、後味の良いものではありませんが、
「今年は年始早々についている!」と前向きに考えましょう♪

それでは、今年もよろしくお願いします!!!

shin さんのコメント...

>クロさん

明けましておめでとうございます。

いやぁ、さすがに少々気持ちが落ちましたが、もう復活できています。
お心遣いを有難うございます。
ついてるゾっと!

今年も益々よろしくお願いいたします!