2008年9月22日月曜日

続々・ヘルメット・シールドにシリコンオイル処理をしてみた(その5・経過観察)

ゲリラ雷雨を経験。
昼間は好印象だったのだが,夜間にネガが出たので報告。

結論から記せば,夜間走行に支障を来すレベルの視界不良に陥った。
症状としては次のとおり。

  • サッと流れていく水滴の他に,その場にペタリと止まってしまう水滴が出現。出現の原因は不明であるが,おそらく再現性がある。
    止まってしまう水滴は,シールド越しに見た感じでは,丁度シールドの裏側に水滴がついてしまったような場合の視界によく似ている。
    相当の風圧がかかってもビクとも動じなかったので,指で拭ってみたが,水滴の基となる部分は残留してしまう様な感じで,視界が改善する程度に払拭することができなかった。
  • 上記の水滴止まりが処理方法(少々オイル多加)に問題があったのか,それともシールドの状態に問題(擦り傷等)があったのか,もしくは,根本的にシリコンオイル塗布の結果・必然だったのかどうか,その原因・要因については不明である。
    思うに,猛烈な雷雨による大粒の水滴が強烈にシールド面へ当たることによって塗布された油膜の均一性を乱し,その乱れた均一性の影響が雨水滴の止まりとして大きく出現しているのではないか。
    (均一性の保持特性・耐久性が低いという事が言えるのかも知れない。)

雨中走行の機会が減るこれからの季節,未処理シールドとの比較対照の機会は乏しくなるであろうから,今シーズンの雨天時の検証はこれが最後になってしまうかも知れない。
もっとも,このようなネガが出現することは予想の範疇であり,今シーズン中に今回の現象が表れて良かったと考えている。

安全性と利便性に留意し,しばらくの間,引き続きこのまま試用を続けることとする。

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なお,表題の趣旨に沿いませんが,近頃,樹脂用ワックスのPlexusでヘルメットシールドを拭き上げた場合の撥水効果が良好との情報を散見します。

少々高価な商品ですが,購入して運用してみようと考えています。

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