Z-7のライナーにはラジアル/スラストの各方向にベンチレーション用(だと思う)の3~4mmほどの溝が走っているので、左→右スピーカーの配線はそれに沿わせて固定。
取得した認証がJISのみだからなのか、Z-7は軽薄な造り(個人の感想です。)。その分、仕込みはしやすく感じる。
耳当て部分にはスピーカーを仕込む穴(ジャストサイズではなく、このスピーカーには0.5mm程小さくて、微妙に座りが悪いので固定には工夫が必要。)もあって、なかなかの収まりの良さ。
ヘルメットの内部はとてもデリケートなので、なかなか悩ましいのが各配線の経路と固定方法だけど、前回、その辺にあった養生テープを用いてライナーを傷つけた経験をしたので、今回はスコッチのドラフティングテープを使用。
余った配線とマイク配線のコネクタ(これが一番嵩張る)は、かぶり心地に影響しないチークパッドのロア・カバー後端(うなじ付近)に押込める形で仕舞い込むことにした。
本体取り付けは、帽体リブのスラント箇所の後ろ側とした。
取り付けベースがクランプ出来ないという情報もあったが、少々差し込み深さが浅いものの、しっかりクランプ出来た。このクランプベースは素晴らしい設計だと思う。
ただし、チークパッドのロア・カバーの厚みが邪魔となってボルトに対して直線的にアーレンキーを差し込めないので、ボールポイントのアーレンキー(2.5mm)を用いて締め付ける必要がある。(外側から締め付けられるようになっていれば良いのだけれども。外観にボルトが見えてしまうデザインは妥協するか、カバー取り付けで対策できるはず。)
なお、取り付けベースを装着したまま左側チークパッドの取り外しをすることは(たぶん)できないので、洗濯の時などはいちいち取り外す必要があるのがちょっと面倒。
Z-7はチークパッドのロア・カバーがかなり後ろまで回り込んでいるため、ロア・カバーの差し込み部分(軟質プラスチックのプレート)と配線が思いっきり干渉する。そのため、ロア・カバーの差し込みプレートの一部(後端から2個目のホール)を加工して開放部を設け、配線を跨いでセットできるように小加工して取り付け。
脱着のし難さは、まぁ許容範囲かな。
これでしばらく様子を見ましょう。
0 件のコメント:
コメントを投稿