平成21年度予算が衆院で可決されましたね。
でも,ま,それとはあまり関係なく,以下表題の通り。
さて,本稿記載時現在。
細かく見ていくと,結構ややこしい。
(違うところや旧いところが有ったらご指摘歓迎です。)
- 予算(H20度年度補正予算)は既決。(参考)
この補正予算成立をみて,国交省で「高速道路の有効活用・機能強化について」パブコメが開始。同パブコメ内でETC車載機導入助成の概要が明らかになった。(参考) - しかし,上記予算を執行しうべき平成20年度補正予算にかかわる関連法案の一部は未だ成立をみておらず,目下,各法案が段階的に衆議院で可決しつつあり,引き続き参議院で審議中である。
- 今後の展開,進行
- 衆議院通過後,いわゆる60日規定により,参議院で否決がみなされる。
しかしこの場合,現時において既に年度内に期間満了を見ることが不能なため,結果として,関連法案の年度内成立をみない。 - 参議院で否決。
この場合,衆議院で直ちに再可決するものと思われる。(いわゆる3分の2ルール)
しかし,先の小泉発言などを受け,若干の不確定要素あり。「与党の国会対策の一つだよ,そういう作戦なんだよ」という見方もありますけれども。 - 衆議院で否決,または参議院で可決。
これはまず可能性がないと言えよう。
- 衆議院通過後,いわゆる60日規定により,参議院で否決がみなされる。
助成開始は,関連法案裁決は週明けの3月4日という新聞報道からすると,少なくとも3月6日以降となろう。3月3日開始との情報があるようだが,同日からの同法の施行は不能である。
最短で予算執行がされた場合,本年度内,すなわち平成21年3月中の助成開始は現実的なものであり,十分にその可能性があると思う。
自分は,衆院で可決された後は,アレヨと言う間にサッサと参院を通過するのではないか?と見ている。
(この辺りをそう推測させるところが,民主党の抱える矛盾だと思う。ドイツもコイツもどうにもブルドックだよね。)
んで,サッパリした(?)ところで衆院解散?
ま,これはどうでも良い。(良くないけど(笑))
(なお,いわゆる定額給付金にかかわる法案は,衆議院で審議中,補正法案(民主党対案)が参議院にて審議中とのことである。 )
結論:
新聞を良く読んでおこう。来週末はETC予約へ行く必要?
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2009.03.01追記:
国交省がスケジュールを切った様です。やっぱり3月中からかぁ。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090228-00000009-mai-soci
もっとも,こちらには未掲載な情報なので,正式発表じゃなく,役人の内定情報リークに過ぎないかも。
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2009.03.02追記:
どうやらバイク用品業界でも内定スケジュールを掴んでいる様ですが,まだ箝口令が敷かれている模様でどれほど具体的な内容なのかは明らかでありません。
#せめて助成対象台数の上限数ぐらいは知りたいンだけどなぁ。
昨日コクボに行ったときも、その話題が出ていましたよ。
返信削除バイク屋さんもよくわからないらしいです。
いずれにせよ、近いうちにキャンペーンがスタートすると思うので、
もう少し我慢ですね。
アンコウ鍋の時までに間に合わないのが残念です。
>emonさん
返信削除ちょっと俯瞰して今回の補正予算絡みのアレコレを眺めますと,ずいぶんといい加減な国策もあったものだよなぁという情けない感じを禁じ得ません。
我々一般ユーザーよりもむしろ関連業界内で先が読めなくてヤキモキしてるでしょうね。例えばサービスエリアのアルバイト採用担当業務なんてのは
,春から夏の人員確保の必要がどれほどになるのかまったく読めずに無茶苦茶困ってるだろうなぁ,と。
要らぬ混乱を招いて,景気浮揚に水を差し初めている部分もあるンじゃない?とも感じ始めています。
アンコウ,行きたかったです。
最近,茨城が気になってます。筑波ぐらいしか行ったこと無いんです。あちこち走って見てみたいです。
平成21年3月19日の報道発表によれば、今月末まで申し込めば、5万台越えても可と読み取れます。
返信削除http://www.orse.or.jp/shop/setup2/14031.html
紹介されている上記の店に、兎に角申し込むのがいいんじゃないですか?
http://www.mlit.go.jp/report/press/road01_hh_000061.html
◆助成台数
四輪車は95万台、二輪車は5万台です。
上記台数に達するまで、平成21年4月以降も本助成を実施します。
なお、平成21年3月31日(火)の受付が終了するまでは、上記台数を
超えていても本助成を実施します。
※平成21年3月12日(木)からの助成台数を累計します。
>やすさん
返信削除当該発表のあった時点での助成申請受理分が4000台弱,二輪用車載機の生産力が4万台@年程度であること(資料)などを勘案すると,3月中に予定数の5万台を越えることはまず無く,それどころか来年まで持ち越すのでは?とさえ予想していたところです。実際,いつ頃まで続くことになるでしょうかね。
年度内の助成対象見込みの予想がどれほどで立てられているのか分かりませんが,5万台という数字,相当に大きな数字だと感じていました。
遠乗りする予定を具体的に立てる段階になってから購入するので十分間に合っちゃうかもと,皮算用です。間に合わなくてこぼれたら,それはそれでいっか~なんて。^^;
スプロケにチェーン,バッテリーなどまだまだアレコレと維持費用の掛かりそうな状況ですので,のんびりと対応していくことにしようと思っています。
申し込むことによって助成金だけは獲得して、ブツが付くのはまだ大分先のようですから、その時点で再考すればいいんじゃないのかな?
返信削除国会で予算が次回付くのはかなり先で、そのころには当件が出ないかも知れないし。
>やすさん
返信削除>>その時点で再考すればいい
ん~,助成金交付申請には車載機番号が必要なため,ブツが無い限り,助成金の獲得はできないと思われます。
予約の無条件解除を認める形での予約も受け付けられないでしょうから,とりあえず予約,という方法をとることは当初から考えていませんでした。
(仮予約って形なら良いかなぁと思いますが…)
確かに近い時期に次の助成が有ることは望み難いと思います。
なお,平成21年3月23日現在での二輪車累計助成台数は11,607台だそうです。(via http://www.etcjyosei.com/)
順調に伸びていますね。