アッパーカウルの手前,左側のブラケットが破損していたので補修。
別に転けたワケじゃないし,ぶつけたわけでもないのだけれど,1ヶ月ほど前にここが割れていることに気がついていて,気になりつつも,まぁ直ぐにどうこうということも無さそうだったのでそのままにしておいたのよね。
ブラケット破損で振動が生じた影響か,アッパーカウルの後端部分にもヒビが入ってきていた。やばいなぁ。
アンダーカウルとミドルカウルをひっぺがして,破損個所を観察。
ん?塗装が浮いてる…。う~む…。
これ,漏れたクラッチフルードが悪さをしたっぽい。以前,ちょっと長時間に渡り漏れていたことがあったけど,漏れた量が少量だったこともあり,直ぐに洗浄して安心してたけど,こんな所まで回り込んでいたとは。(汗)
破損したブラケットは,本来なら,ボルト側から見て,
"ボルト>ディスタンスカラー>ゴムブッシュ>カウル"
という順番に組み付けてあるべきなんだけど,ブラケットに差し込むべきディスタンスカラーが欠損していて,締め付け方向に無理な力が掛かっていたところ,クラッチフルードの影響で素材がもろくなったために破損に至ったようですナ。
ん~,このクラッチフルード漏れは補修済なんだけど,再発が怖いなぁ。
ブレーキフルードの塗装面への攻撃性の高さは,以前,タンク前面の塗装を派手に解かし落としてしまったことがあった事もあって重々認識していたところなんですが,今回,少量とはいえこんな所まで回り込んでプラ素材に深刻な影響を与えていた現実を目の当たりにして,改めてその取扱に気を付けていかねばなぁと思った次第。
ブレーキフルード恐るべし。
てか,最強過ぎるよ。orz。。。(ちなみにDOT4です)
さて,アッパーカウル単体にして作業する必要があるため,インナーフレームからカウルを分離。間抜け顔の我がバイク。
ヘッドライト・フレームのスキマに,コオロギが住んでた(笑)。
一方,カウルの裏側からはトンボのミイラが登場。
ナンマンダブツ。
カウルはABS素材なので,プラリペアでピタピタと直しましょ。
これ,初めて使ってみたけど,要は歯医者さんで仮の詰め物をするときのアレと似たようなモノみたい。
見えにくいけど,ブラケット自体(穴の周りの部分)もバラバラになっていたので,ブレクリで洗浄後,下地を整えてから徹底的に接着・補強。
端材と母材を共にV字カットを施して,接着。
おおよそ接着した頃に上盛りして補強。さらに,端材が欠損している部分(下写真右側,カケ部分)には,チマチマとプラリペアを盛っていき,それならしく形成し,強度確保しておいた。
作業のついで,カウル後端のヒビ入り部分も裏側のみからプラリペアでスポット溶接して補強を施す。
適当に乾くのを待ったら元通り組み付けて完了~。
(欠損ディスタンスカラーも追加。)
あ~,補修一つでこの有り様。めんどくさ~。
shinさん、お疲れちゃーん♪
返信削除プラリペアは強力っしょ!
>やすさん
返信削除細かいプラ部品の補修には,硬度も高く,最高ですね~!
広い面積で補強が必用な場合はFRP補修材(エポキシ系)の方が粘りのある仕上がりなので適しているかも知れません。というか,プラリペアで骨格補修をして,エポキシ系で補強するのが良いのかな。
型取り君,必要無いと思って同梱しない安い方(¥1600程度)を買いましたが,失敗でした~。破損部分には欠損破片があったので,その部分の形成には型取り君が有った方が作業が捗ったと思います。
Puro!
返信削除>29さん
返信削除ん?
あ,日本語の打てないPCからなのですね^^;。
そちらでは水を得た魚のように走り回ってるようですね~!ますます良い旅を!
型取り君、たしか余ってます。
返信削除以前、通販で買った時に納期がちょっと掛かったお詫びに
業者さんが気を利かせて1個余分に入れてくれてました。
・・・・そんな何個も要らないって(笑)
もし今後の為に必要でしたら、ご連絡いただければ発射しますよ。
>PBMさん
返信削除お申し出をありがとうございます!
型どり君って,バラ売りだと500円ぐらいでしたっけ?
スグに必要ではありませんし,送料がかかってしまうのももったいないですから,またお会いできるチャンスの時にまだ余剰在庫しているようでしたらタンクバッグの片隅に忍ばせてきてやって下さい^^。