2011年6月4日土曜日

夏のロングツーリングに飛び出す君に

あるツーリストの装備を紹介しよう。
ただし20年前のヒト達です。

テント,シュラフやマット,走行安全装備の他は,身の回りにある品で何とかなります。
思い立ったら出掛けてみましょう。何とかなるかも知れません。
未舗装路も躊躇なく走行できるよう,できるだけ大径の車輪を持ったオートバイの使用がお薦めです。

なお,原付での走行は,追越しをしてくる車との併存が肝要です。これができずに旅先で事故に遭っている例を少なからず見聞していますので,くれぐれもその点に注意してください。
この点と,一般的な安全確保ができるのなら,原付の走行速度は,濃厚な旅の速度としてはこれ以上なく快適で適度な速度だと感じることができるでしょう。
君がそういった贅沢なクルージングができますよう祈念します。

匂いや音,感触や味覚などの五感。そして,もう一つの感覚で確かに感じる旅に。
いってらっしゃい。

  • 某F君の例
    FH020031
    • 車両 Suzuki K50
      • ハンドルバー交換
      • レッグガード装備
      • タンク取りつけのエンブレムはワンオフ品
      • その他ノーマル
      • 燃費良し
      • 登坂力良好
      • 特徴:マフラーのフランジ・ナットが時々緩む。最高速はメーター読みで61km/hぐらい。速度警告灯つき。
    • SHOEIのフルフェイスヘルメット
      • FMトランスミッター付きマイクロフォン内蔵
      • イヤホン装着
    • 素手
    • バイト先のコンビニから借用(パクったのではない)したコンテナ箱
      • テントとストーブを除くキャンプ用品一式
      • ジッポとタバコ(キャメルマイルド,なければなんでも)
      • ロウソクと灰皿
      • 10穴ハーモニカ
      • ホクレンフラッグ
      • ドカシー
      • 全日本地図
    • ゴム引きのリュックサック(衣類格納)
    • ホームセンターで買ったバイク用ゴム紐で荷物を荷台に固定
    • 水筒(1.5Lのペットボトル×2)
    • バドワイザーのトレーナー
    • Gパン
    • デッキシューズ
    • ラーメン合羽
    • AM/FMラジオ

 

  • shinの例
     FH020031-1
    • Honda C50
      • 新聞配達用前カゴ
      • 新聞配達用延長荷台
      • その他ノーマル
      • 登坂力貧弱
      • 燃費良好
      • 特徴:良くパンクする(後輪)。最高速はメーター読みで66m/hぐらい。速度警告灯つき。
    • Araiのオフロード用ヘルメット
      • FMトランスミッター付きマイクロフォン内蔵
      • イヤホン装着
    • SWANSのゴーグル(クリヤー)
    • 素手
    • 綿パーカー
    • 1000円で買ったウインドブレーカー
    • Gパン
    • 安物トレッキングシューズ
    • クリーニング屋から買ったコンテナボックス
      • 炊事用具を除くキャンプ用品一式
      • ジッポとタバコ(アイランドかマイルドセブンFK,なければなんでも)
      • キャノンA1(50mmF1.4,35-70mmF3.5-4.5)
      • ハリケーン・ランプ
      • ランプの燃料のケロシン(入れ物はコールマン白ガスの廃缶を利用)
      • ストーブとバイクの燃料のガソリン(レギュラー赤ガス)(入れ物は燃料用ボトル0.9L)
      • ホクレンフラッグ
      • ドカシー
      • 北海道地図
    • JanSportsのデイバッグ(衣類格納)
    • 水筒(1.5Lのペットボトル×2)
    • ホームセンターで買ったバイク用ゴム紐とゴムベルトで荷物を荷台に固定
    • ホタテの貝殻(ボックス固定ゴム紐規制用)
    • ラーメン合羽
    • モノラルラジカセ
      • カセットテープ(音楽)×数本
      • カセットテープ(日記録音用)

2 コメント:

bobby さんのコメント...

20年前から遊びがうまかったんですね。
納得です


こっちは土日フリーだったんですけど、なんだかどこへ行っても日常感がつきまとうというか、なんつーか。
旅って非日常を味わうものなのに、この感覚から抜けられない、、非常に重い病気にかかっているようです(無駄な長文失礼しました)

shin さんのコメント...

>bobbyさん
>>この感覚から抜けられない

 脱却するために退職する方もいらっしゃるようです。究極の方法?(笑)

 「自由に至る旅」もう一度読みましょ!
(自分も最近,再読中です。)