2013年6月6日木曜日

NSRをゴニョゴニョ(クラッチ交換とか)

CA390228-001

6月5日,夜な夜なTRSにて。
あー,もう,これでタイムでなかったらどうしよう(笑)。
早く走らせたいナァ。

  1. 終りかけのクラッチを交換。
    交換ついでに,組み込みはNSR80用ホルダとし,3枚→4枚の強化。クラッチ・スプリングも交換。
    (クラッチ・カム・シャフトのリターン・スプリングが破損してるので,次回はこれも対応する。)
  2. クラッチカバーを開けたついでに,キックスターター駆動ギアを撤去。
  3. ウォーター・ポンプカバーのガスケット(Oリング)を交換。
  4. 冷却水(Wako'Sヒートブロック)とミッションオイル交換。
  5. タイヤをWTNBさん使用の中古品に交換。(コンパウンドF:soft,R:mid)
    4分山といったところだけど,交換前より全然マシと思われ。
    WTNBさん,ありがとうございます。

作業はタカハシさんに指導を貰いながら,自分も作業をお手伝い。というか,まんま研修。
次からは自分でやろうねってコトです,ハイ。(クラッチホルダ取り外しにはSST要。)

タイヤ交換(当然の手組み)もタカハシさんに教えて貰いながら初挑戦。
Rで見本を見せて貰ってから,指導を受けつつFを自分で交換。
設備(ビードブレーカーとコンプレッサー)が無いとできない作業だけど,せっかくきちんと教えて貰ったんだから,こちらも次からは出来る限り自分で作業することとにしよう。

基本的な作業要領のほか,惜しげもなくコツや改善ノウハウを教えてもらって,嬉しいやら申し訳ないやら。ナルホドなー!と感嘆しっぱなし。

以下,備忘メモ。

  • ケースはササッパーやオイルストンでフランジ面エッジを処理して面圧改善。
  • タイヤレバーはビード斜め部分に入れる。欲張るとダメ。
  • タイヤ組み込みは既入側の押さえが肝要。
  • ビード上げ前にはホイールをニュートラル位置に。
  • 虫抜きビード上げでセンタ出し。
  • アクスル抜く前に非締結状態で回転させて歪みの確認を。
  • キャリパ締結位置は,クルクル→ブレーキ→カツン!で決める。
  • 2.0kg/mって,ホントに軽いね。
  • アクスル,キャリパ取付けのテルクはほぼ合格貰った。
  • ダブルナットは,ロック側が止まるまでトルクが必要。(当たり前のことだけど,トルク不足がちになりやすいので,念のため。)

2 コメント:

かとちん さんのコメント...

ビードシーティング圧には気をつけて下さい。コア無し充填は本来やっちゃダメなので。。(ケースバイケースで僕らもコア無し充填もやりますが、空気圧には細心の注意をはらいます。ビードが上がらなくて圧を上げざるをえない場合は、飛散防止ゲージ内で充填します。)毎年空気充填事故で死傷者が出ています。気をつけて作業して下さい。 

shin さんのコメント...

>かとちんさん

 死傷者まででてますか!そりゃアブナイ。。。。
 ご忠告をありがとうございます。

 作業時も「充填圧は上限があるから気をつけろ!」と指導を受けていました。
 ビードが上がる瞬間の衝撃もかなりなものですし,かなり高リスクの作業だという理解です。怖いですね。