2009年5月21日木曜日

シート革,張り替え_3(なんとかカタチに)

どうにか片づきました。

張り替えレクチャーをしているシート屋さんのHPを見たり,
夜中にともさんに↓の様にWeb上でアドバイスをもらったりして,そのお陰でなんとか。
無題

励ましのコメントいただいた方々,ありがとうございましたm(_ _)m。

 

そんなこんなで,どうにか完成できたようです。
(なーんだもう出来たの?ガッカリw,なんて言わないでチョ^^;)

じゃーん。
CA390009

 

今回は,ともさんのアドバイスに従い,まず最初はあまり弛みを気にせず,ザックリと仮留めから始めることにしました。

最初にごく緩めに前後を仮留めして。

写真左が前方向。
白い線は生地センターの目印に張ったテープ。
座面部分はまだダルダルです。
CA390007

で,結論として,自車のシートの場合,橙色/黄色の部分を基準に,青色方向へシワ/弛みを取り除いていく方法で攻める(?)のが最も効果的でした。
コピー ~ CA390009

シート・スポンジとシート革裏生地との滑りが悪く,シートベース側から革を引いても座面部分に全然テンションが掛からないので,結局,座面を掌でしごいて端の方へ寄せていって少しずつ余分な弛みを取り除くほかありませんでした。
汗で掌とシート革との滑りが悪くなったのでベビーパウダーが欲しくなったりも。

5回以上は小修正の張り直しをくり返したでしょうか。
時間にして1時間半以上,少々根気の要る作業でしたが,修正を繰り返すうちに確実に弛みが取れていくので,欲張らずに地道に張っては留め,反対側を外して張って留め,の修正のくり返し。
シートベースは繰り返されるステープルの打ち付けでブツブツになりますが,そんなこたぁ~気にしちゃやってられません。

そして,今回の生地は先の作業に用いたシート革よりも少し薄手のビニールレザーだったため,前回作業を諦めた時の物よりも伸びも柔軟性も高く,圧倒的に作業がし易く感じました。
薄い生地は耐久性とはトレードオフになりますが,適材適所,か。

最終的な仕上がりとしては,初めての作業にしてはマアマアといったところ。うん,たぶん。
(ひいき目があります。実車見ても笑わないでね…。^^;)

少し座面に弛みが残っているようにも思えますが,あまりテンションを突っ込みすぎても生地を切ってしまったりベースを反らせてしまったりしそうだったのでホドホドに止めておきました。
てか,これはやっぱりスポンジの表面が少々荒れ気味なんだろうね。
CA390010 
最後に,ステープラーがしっかり"線"で革を固定するように浮き気味のものを玄翁でしっかり打ち込んで,余分の革を裁断して(これがナニゲに難しかった)終了。

結局,シート革は以前ユザワヤで購入した物となりました。
このマーク,可愛いなぁ。
CA390011-1

6 コメント:

チャー さんのコメント...

こんばんわー。
うん、綺麗にできましたね!
しかし、結構削ったんでしょうか?
すごい反りがありますね。
これなら男の大事な部分にも優しそうです。

shin さんのコメント...

>チャーさん
 これ,前後を反対にすると○○族御用達のシートみたいですよね(笑)。

 中古で購入時の元々からこのシートでしたが,けっこうガッツリとアンコ抜きされているのです。
 ですので,短足なのに両足べったり。
 着座位置が低いため,重心の低さから切り返しがダルだったり色々あります。
 でも取り回し時の安心感には代えられず,ハンドル/ステップ含めた位置関係も悪くないので,これはこういうバイクなんだと思って(笑)そのまま乗っています。

 男の大事な部分ですか?
 立ちゴケし難いですから,腰には優しいですヨン^^。

kanarie さんのコメント...

お、お、苦労話はもっと引っ張らないと。。。。(笑)

この形状を一枚記事で張り上げちゃうなんて、気合が入りましたね。立体裁断は逆に縫製がなかなか上手く行かないから、こちらの方が正解なのかも。
いやぁ、お見事です!

shin さんのコメント...

>kanarieさん
 なんとかカタチになったようでホッとしています。
 ネタに乏しい昨今,張り替え話はなかなか良いネタだったのかも知れませんが,いかんせんシートが無いとチョイ乗りもままなりません(笑)。時間を見つけて急いで片づけちゃいました。

 当然,裁断・縫製の技術なんてこれっぽっちも持ち合わせてませんから,一枚張りしか選択肢がありませんでした。
 あ,kanarieさんに教えを請えば良かったのか…!^^;

たびお さんのコメント...

お疲れ様でした。

なんとか、まとまってよかった。
見ているこちらも安心しました。

私には、無理って悟りました。

shin さんのコメント...

>たびおさん
 いや~一時はどうなることかと^^;。
 一回り薄手のシート革を用いたのが功を奏したようです。
 それと,やはり自分でも知らず知らずのうちにコツらしきものを掴んで来たのかも知れません。

 >>私には、無理って悟りました。
 ん~。でも,なかなか楽しめますよ(笑)?
 しかし,材料費込みで1万円弱でプロに作業をお願いできるならば…,それは決して高くはないと思います。^^;