2008年10月6日月曜日

一体,温泉の何が良いというのだろう?

自分の場合,次の2点に尽きます。

  1. 単純に,入浴として,快適であること。
  2. 他の入浴者も皆快適に過ごしていて,浴場全体がハッピーで平和な空気に包まれていること。

上記2点がそのどちらかでも欠けた場合は,温泉入浴なんて,アホらしくてやってられん!と思うこと,なきにしもあらず。

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大げさに言うならば,公衆浴場という小社会の営みをどうあらしめるかということは,これ,なかなか悩ましい問題で。
これを上手く解決するのも日本人。
これが上手くできないのも日本人。

お湯はわれわれ皆のもの。でもその「われわれ」の範囲はなかなかに微妙であやふやな存在。よって,ある程度のはみ出し者が生じるのは致し方なし。ただ,余所者である自分は,いつだってそこに受け入れられたいと思っているわけで。

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入浴マナーって一言で言えば軽いが,これなかなか奥が深い。

粗野な若者が老獪な衆にその立ち振る舞いをピシッと注意されたもののその後すぐにその場に受け入れられた(要は,許されたということ)のを見て,あぁやはり日本人の和というものは美しいものだなぁなどと思ったことがこれまで幾度となくあったことを思い出す。
(恥ずかしながら,自分も身に覚えがあります。)

しかし,必ずしもそのように気持ち良く済むとは限らないわけで。
ルールなんて歴としたものは皆無であるし,大勢の中には酷いのも紛れ込むしさ。ん~。

…。
ひとつだけ,誰であっても自分勝手だけは絶対に許されない,ということは言えるのかも知れないですけれども。まぁ,究極的には人の振りみて我が振り直せとしか。みーんなそうやってだんだんに分かっていくものなんだろうし。どんな立場でその風呂に入浴するにせよ,やはり弛まぬ根気も必要。

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温泉って,やっぱり色々と面白いものですナ。
それではみなさん,快い御入浴を!

(写真はイメージであり,被写体の温泉と本文の内容は関係がありません,念のため。)

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